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2010/03/02(火)
「パウロの転機〜天からの光に照らされて」西脇衛士勧士
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フレンズサンデー信徒礼拝 (聖書)使徒言行録9:1〜19 パウロ・・・教会ではよく聞く聖書の人物です。新約聖書27巻の内13巻が教会に、個人に当てられた手紙として残されています。 今日はパウロの人生における転機についていくつかのことを学びます。彼はローマの市民権を持つユダヤ人。タルソス生まれ。幼いときから律法を学び、旧約聖書を、律法を厳密に守ってきたパリサイ派の優秀な人間です。彼はイエス樣の弟子、ステパノを石 打にすることに賛成をし、立ち会ったほどにクリスチャンを迫害してきた人物です。
その彼が何時、どこで、どのように変えられたのでしょうか。 クリスチャンを迫害するため、ダマスコへ行く途中にです。 その途中、@神の光を受け A神の語りかけを聞き B神の啓示を受け、霊の目が開かれる経験をしました。
では、パウロは目が開かれて何が分かったのでしょうか。 @自分が迫害しているイエスがメシヤであること A救いは律法を行うのではなくキリスト信仰によること B自分の罪はもうすでにキリストの十字架によって始末されていること、 C私は世に死に、自分に死に、キリストと共に生きるべきことを分からせて頂いた。
そして彼はその後、どのように変えられ、生きて行ったのでしょうか。パウロはこの事を知ったとき、今までの知的財産、持てるものを塵あくたとしてうち捨て、主に従い、異邦人宣教へと駆り立てられて行きす。彼は迫害者から宣教者へ、人生の闇から光に移され、律法から福音へ、自己愛から隣人愛に、高慢から謙遜へ、この世の知識からキリストを知る知識の素晴しさを知る 者へと変えられ、そのように生きて行きました。そして当時、世界の中心である地中海一帯に伝道を繰り広げ、多くの教会を建て上げていきました。神さまは彼をこの世から選び、使命を与えられました。 @神の奥義を知らされて、異邦人伝道への使命(使徒26:19) Aキリストの証人として生きる使命(使徒26:16) Bキリストを信じる人の手本となるための使命(1テモテ1:16)
彼はこの使命のために、殉教の死を遂げます。まさにキリストのために命を使い果たしました。 パウロはコリントの人たちに「私に倣うものになりなさい」と言っています。(1コリン11:1) 私たちも宣教に・愛に・謙遜においてパウロに、キリストに倣うものになりたいと願わされます。
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