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2010/05/30(日)
「10対2〜少数でも大丈夫」大嶋博道牧師
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フレンズサンデー礼拝 (聖書)民数記14:5〜10 今日のみ言葉からイスラエルの大きな分岐点となった出来事を学びます。その結論は「少数でも大丈夫」と言う事です。 モーセは荒野のカデシュ・バルネアで、12部族の代表12人にカナンを偵察させることにしました。その内容は、カナンの土地は @どんな所か A住んでいる住民は強いのか弱いのか、人数は多いのか少ないのか B土地は良いのか悪いのか等であった。
偵察に行った12人部族の代表者はその土地は @潤っており A背の高いアナク人が住んでおり B城壁に囲まれている、と報告しました。 その内の10人はその町は強いので突き進むべきでは無いと報告した。しかし他の2人即ち「ヨシュアとカレブ」はその土地を占領するようにと進言した。 モーセはこの10人の方の意見を採用しました。このために主はモーセを進軍する事が出来ないようにされ、結果としてモーセとイスラエルの民は40年間この地でさまよう事になりました。そして進む事を進言した「ヨシュアとカレブ」は主の栄光を得て、後にイスラエルに入る事が出来ました。
では何故この2人は主の祝福を得る事が出来たのでしょうか。 それは14章8節にあるように「主の御心に適い」「主が共におられる」と言う信仰を持っていたからです。具体的に、2人は (1)神様の約束に立つと言う信仰を持っていたからです。 (2)先取りの信仰(未だ見ていない出来事を必ず成ると確信する信仰)を持っていた。さらに、 (3)神が共にいてくださると言う事を確信したからです。そして (4)臨在の信仰をこの2人は持っていたからです。これらの信仰を、主は祝福してくださったのです。たとえ、困難な中にあっても、神様は扉を開いて最善をなしてくださると言う“神を見上げる信仰”こそが本当の信仰なのです。
ヨシュアとカレブ2人だけがイスラエルに入る事が出来ました。そしてモーセの後継にはヨシュアがなります。もう1人のカレブはヘブロンを与えられて大いに祝福されますがそのカレブは「40年前に私は主に従った」と40年前を振り返って言っています。例え人数は少なくても主の御心に従って歩むときには祝福を得る事が出来ます。そしてそうすれば主は祝福を与えてくださいます。私たち主の御心に沿って歩みたいものです。
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