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2010/06/13(日)
「空の鳥・野の花を見よ」大嶋博道牧師
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花の日大人子ども合同礼拝 (聖書)ルカ12:22〜31 イエス様はガリラヤの湖を見下ろす小高い山上の丘で群衆に「3つのこと」を語りかけられました。2000年後の私たちも聴くに値するものです。 その1:衣食住の生活のことで思い悩むな @「思い悩み」はどこから生まれるか? 「思い悩み」と訳されたギリシャ語[メリムナ]は元々、生活の重要な事柄が心をとりこにすること、また、「心が分割して集中出来ない状態」を意味します。 「心配」とか「思い煩い」とか「心遣い」とも訳すことができます。思い悩みは主として、衣食住とそれを維持するお金やモノ、健 康、責任を果たす能力、様々な人間関係、子育て、自分の将来のことなどから生じます。 A私たちはなぜ「思い悩む」のでしょうか? 1・「自分の未来はこうなる」と、自分勝手に決めてしまうから。不確かなのに「未来図」を描いて「そうなる」と思いこんでしまうから。 2・毎日の出来事をマイナスに考えて計算するから。 3・いろいろなものを持ちすぎているから。 4・人間存在の本質は「未完成」であることを受け入れられないから、 5・自分の人生を神のみ手に委ねることができないから。 その2:空の鳥(カラス)をよく見なさい。野の花(野アザミ)を注意して見なさい。 イエスは私たちの目を「空の鳥や野の花」に向けさせ、見捨てられたようなカラスでさえ神は養って下さり、枯れて焼却炉に投げ捨てられる野アザミでさえ神は装って下さるのだから、「ましてあなたがたにはなおさらである」(12:28)と、語られました。今日も、空の鳥、野の花を注意深く観察しましょう。きっと、思い煩いは消え、喜びと感謝があなたの心を支配するでしょう。
その3:神の国と神の義を求めなさい 神の国と神の義というむずかしい言葉を具体的に説明すると以下のようになります。 @神と向き合って、信仰によって歩みなさい。 A神の御心(聖なるごい計画)を求め、神の御心に沿って歩みなさい。 Bどんな時にも優先的に神があなたの生活を見守り、支え、ご支配しておられることを確信して「神第一・聖書第一・祈り第一・教会第一」にして歩みなさい。 今朝のメッセージを聴かれた皆さんにお伝えしたい大切なポイント(まとめ) 聖書の神は「配慮の神」「Pro-ver(予め見ておられる神)」です。ですから、 @感謝を込めて祈りと願いを捧げましょう。 A求めているものを何でも神にうち明けたいものです。 B最善が成る(万事が益)ことを信じて今日精一杯生き、明日に期待しよう。 (ローマ8:28) まとめ: ジョン・ウエスレーの言葉を引用します。 「遠い将来に何をしょうなどと、思い悩んではなりません。そのような遠い将来はあなたに来ないかも知れません。また、あなたの関心事でなくなっているかも知れません。あなたはその日その日の存在でしかないのです。 いや、もっと厳しく言うならば、明日と何の関わりがあるのでしょうか。必要もないのに、なぜあなたは途方に暮れるのですか。神はあなたに与えられたいのちを支えるために必要なものはすべて備えてくださいます。
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