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2011/05/08(日)
「祝福される家庭を築く」大嶋博道牧師
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母の日記念礼拝 サムエル記上2:18〜21 (家庭とは) 今日は「母の日記念礼拝」を守ります。すべての母親に、すべての女性に心から感謝をささげ、祝福をお祈り致しましょう。 今日は母の日に因み、「祝福される家庭の築き方」について聖書から学びます。 現代社会は家庭の存在意義が問われています。皆様は家庭に何を期待しておられますか?私たちの働きや学びを支え、エネルギー補給、給油の場が家庭であり、また人生の小さな学校でもあります。皆様の家庭は祝福されていますか? 「祝福」とは災いや呪いがないことであり、自分で作り出したり産み出すものではないのです。
(サムエルの家庭) サムエルの家庭から「母親のあるべき姿」を学びましょう。父はエルカナで母はハンナでした。@ハンナは決して愚痴を言うことは無くA悲しい出来事に出遭っても落ち込むことなく、神と向かい合いながら忍耐して事態が好転するのを待ち望みB子どもが与えられるように涙をもって祈り、そして男の子が与えられたら神様に献げることを誓いました。C子どもが与えられ、乳離れした頃、両親はサムエルを祭司エリの神殿に預けました。エルカとハンナは毎年、生け贄と共に小さな上着(エフォド=祭司が身に着ける胸当て)をサムエルのもとに届けたのです。(サムエル上2:19)
(偉大な母に学ぶ) パウロの弟子であるテモテは自らの信仰を祖母ロイス、母エウニケから継承しました。 聖書は祖母と母の信仰がテモテに「宿った」と述べています。あなたは子どもに影響を与える言葉を語っていますか。母であるあなたの語る言葉やメッセージがあなたの子どもや孫にまでしっかりと「宿る」ことを心から願っています。 沢山の母が子どもに素晴らしいメッセ−ジを伝えています。 例えば@アウグスティヌスの母モニカは祈りの人でした。母モニカの祈りが通じてアウグスティヌスは見事に立ち直り偉大な牧者となりました。祈りの子は滅ることがないのです! Aジョン・ウェスレ−の母スザンナには19人の子どもがいました。スザンナの子育てのポイントは母乳を飲ませる時に「真の神を慕い求めますように」と祈る事でした。 Bアブラハム・リンカ−ンの母ナンシ−はリンカ−ンが10才の時に「自分(母)が死ぬ前に、おまえが偉大な人になるよりこの聖書に従って生きる人になって欲しい」と言って聖書を手渡し、そしてリンカ−ンは聖書に忠実に生きました。今でもアメリカの大統領は就任式には聖書に手を添えて宣誓します。 創世記35:8に乳母デボラが登場します。彼女はリベカがイサク家に嫁ぐときに乳母として同行し、アブラハム、イサク、ヨセフの三代の家族に忠実に仕えました。彼女は彼らの家庭「破れ口」に立ち続けたのです。だから、彼女が召された時、ヤコブは丁寧に彼女を葬ったのです。これらの偉大な母に学び、聖書の教えに従って歩み、主に祝福される家庭を築いて欲しいと願います。
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