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2012/01/08(日)
「あなたのタラントン(賜物)を活用して」大嶋博道牧師
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新成人祝福礼拝 マタイ25:14〜30 (序論) 今日は新成人祝福礼拝を守ります。この日を特に記念して本日のみ言葉を選びました。 マタイによる福音書25章には3つの譬え話があり、「人の子が突然来られた時(再臨)に、私たちはどのように生きてきたかが清算される。そのために常に備えをしておくことが大切」という事を教えるものです。 そして、今日のみ言葉の中心は21節にあります。かつてオランダの神学者H.クレーマーが「信徒の中にこそ、本当の教会が存在する。教会の本質は信徒である。」といいました。 そして「果たして信徒は教会の中でその賜物を十分生かしているだろうか? “凍結された資産”として信徒は教会にお客様同然のような存在になっていないか?とクレ−マは問いかけています。皆さんはタラントンを土の中に埋めてはいませんか。
(本論) 今日は与えられた聖書のみ言葉から次の3つの事を学びます。 @「神は全ての信徒にタラントン(賜物・才能)を与えておられる。」と言う事が第1の事です。自分にはどんな賜物が与えられているのか。「健康や体力が、好ましい人柄が、好感の持てる物腰が、学識が、知識が、他の人への影響力が、そしてこれらに加えてそれぞれの人生の持ち時間が与えられている。」とウエスレ−は言っています。神様が1人1人に託された 賜物は他にもあると思います。(金銭・財・語学・音楽・美術や書道、料理など)それを如何に活用するかが問われています。
A「お互いにタラントンを活用する事が求められている。」という事が第2の事です。賜物を分かち合う事が大切です。預かった賜物を穴を掘って隠してはいませんか。神様は清算のためにいつ帰ってこられるか分からないのです。
B「神様はタラントンを忠実に用いた人を豊かに祝福してくださる。」という事が第3の事です。怠惰な僕にならないで忠実な僕になりたいものです。
(まとめ) 突然帰って来られた人の子(イエス)から「良い僕だ。良くやった。」と言ってもらえるように、私たちは日々、自分に与えられた賜物を十分に活用したいものです。使命とは命を惜しみなく 使うことです!
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