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2012/05/06(日)
「信仰の視点〜どちらを見るか」大嶋博道牧師
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総員礼拝 民数記13:17〜33 (序 論) 私たちの信仰の視点〜立ち位置についてみ言葉を通して学びます。 聖書によるとモ−セはカナンの土地を調べさせます。それは次の事を偵察するためでした。 @自分たちが住むことになる住民は強いのか、弱いのか。 Aその町はどんな町なのか。 Bその土地はどんな土地なのか。 そして、偵察に行った人たちは @その土地は乳と密があふれ、潤っていた事 A人々は沢山おり、その人々は大きかった事 B町は堅固な城壁に囲まれている事 を報告しました。これが客観的な事実でした。しかし同じ事実を見た人たちの中には違うように感じた人たちがいました。 偵察に行った12人の内の10名は「そこは我々を食い尽くしてしまうような巨人が住んでいる町」と感じました。しかし2名(ヨシュアとカレブ)は自分たちは上って行き、占領出来る土地であると感じました。同じものを見てもこのように正反対の感じ方をしたのです。 (本 論) モ−セは否定的な10人の意見を取り入れてその町に攻め上る事をしなかったので神はモ−セを罰してその時から40年間荒野をさまよわせられました。 私たちが人生の岐路に立った時にどのようにしたら良いのかと言う答えが14章7節以下にあります。即ち @神の約束に立つ〜み心に従う信仰を持つ事が第1の事です。(14章8節)この出来事の背景にある神のみ心(神の聖なるご計画)はどこにあるのかを探り、知り、それに従う事が大切です。 A先取りの信仰(まだ見ていない出来事を必ずそのようになると信じる信仰)を持つ事が大切な第2の事です。明日を確信する信仰です。明日を待ち望む信仰です。信仰とは明日(未来)を期待し、待ち望む力です。 B神が共にいてくださると言う信仰(14章9節)〜「臨在の信仰」が第3の事です。信仰を通して主イエス・キリストが一番良く見える位置に目を置く事が大切です。神はどのような状況に おいても共におられます。
(まとめ) ヨシュアとカレブの2人は約束の地に入る事が出来ました。 ヨシュア記14章6〜13節にはその後のカレブのことが記されています。(カレブは約束の地で祝福されて85才にしてなお健やかであり、戦いも日常の努めも出来ると語られています)これが主の約束を信じた45年後の姿でした。主のみ言葉に堅く立ち、勝利の前進をする者のみが主の祝福に与ることができるのです。
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