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2012/06/10(日)
「だれが一番偉いのか〜ミクロな者こそ神の国に」大嶋博道
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花の日大人・子ども合同礼拝 ルカ9:46〜48 (ユーチューブでメッセージが聞けます。「大嶋博道」で検索を) (序論) イエス様に従った弟子たちは、「自分たちの中で誰が一番偉いのか」、ということに関心があり、しばしば議論を繰り返していたようです。この事は他の聖書の箇所(ルカ22:24〜26)にも出てきます。そこでは偉くなりたい者は「仕える者」になりなさいとイエス様は教えられています。また「最も小さな者」になりなさいとも教えられています。 「最も小さい者」とは「ミクロな者」という事であるといえます。誇るべき何も持たない者が最も小さな者であり「心からへりくだって仕える事が出来る者が最も小さい者」であるとイエス様は言われます。それは心から神様に委ねて生きている人の事です。神の国、神が支配される領域を受け入れる人が最も小さい者であるとイエスは言われているのです。
(本論) 今日のみ言葉によると、イエスは一番偉い者を説明するために小さな子ども(幼児・乳飲み子)の手を取って自分の側に立たせて「私の名のためにこの子どもを受け入れる者は私を受け入れる者です」と言われました。この小さな子どもの何が天国に譬えられるのでしょうか。それは @無条件で信頼する心 Aきわめて素直な心 B委ねる心 C何も疑わずに依存する心 を持っているのが幼子であるからです。 2つの事で子どもは大人に勝っています。その第1の事は「謙虚さと無力さ」であり 、第2の事は「自分を愛してくれる者に全幅の信頼を寄せる」という事です。
(まとめ) 私たちは心から神を信じて委ねて生きる時に救われます。神の国は「私たちが地上を去って行く所」です。そしてまた、「今、私たちがいる所、神様が支配されているこの所」であると言う事が出来ます。神の祝福が満ちあふれている所を神の国と言う事が出来ます。 そこに入る事が出来る者は @謙遜さを身につけている人 A互いに忍耐し、赦し合う事が出来る人 B愛を身につける人 Cキリストの平和が心を支配している人 D何時も感謝している人 E聖書のみことばがいつも心に宿っている人 このような人が、このような生き方をする人が「最も小さな者〜ミクロな者」であり「神に受け入れられる生き方をしている人」であるという事が出来るのです。
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