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2012/06/17(日)
「しかし、勇気を出しなさい」大嶋博道牧師
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聖日礼拝 ヨハネ16:25〜33 (ユーチューブでメッセージが聞けます。「大嶋博道」で検索を) (序論) 今日の中心となる33節はイエスが十字架に架かられる直前に弟子たちに語られた告別の言葉で(13章以降)「あなたがたはこの世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。(なぜなら)わたしは既に世に勝っている」の3つから成っています。」特に「しかし、勇気を出しなさい」とのお言葉を中心に次のことを共に学びたいと思います。
(本論) @ここで私たちに語られているイエス様の言葉の意味は、私たちにはこの世で苦難があると言う事、苦労や悩みと共に「圧迫」「生活を押しつぶす行き詰まり」があると言うのがその第1の事です。ジョンウエスレーは「思い煩う事は魂の病気であり、神に対する罪である」と述べています。しかし、私たちの人生には確かに私たちを苦しめる「苦難」が存在するのです。
Aこのような「圧迫」「生活の行き詰まり」等を持つ私たちに、イエスは「しかし勇気を出しなさい」と言われます。勇気を出すとは、ヨシュア記1章6〜7節にもあるように「強く、大いに雄々しくあれ」と言う事です。「勇気を出す」「元気でいなさい」「しっかりしなさい」「安心しなさい」と言う意味もあります。「勇気を出しなさい」と言う言葉は「神が人に求めておられる命令なの」です。
B何故なら、「私は既に世に勝っている」と言われるイエスは確かに既に世の勝利者であるからです。「勝つか、敗れるか」と二分した時にイエスはこの世で勝利者となられたのです。だからイエスは「勇気を出しなさい」と言われるのです。ではどのような意味でイエスは勝利者なのでしょうか。 それは @イエスは暗闇に打ち勝たれた勝利者です。暗闇を明るく照らす光としての勝利者がイエス様です。 Aイエスは罪を征服する勝利者です。罪を許し、罪を征服される方がイエス様です。 B死の力を滅ぼす事がお出来になった勝利者がイエス様です。 C地獄を完全に征服する事がお出来になった勝利者がイエス様です。 Dそして最後に、イエス様は「新しい命をもたらす勝利者」でした。 洗礼を通して、メッセ−ジを通して私たちに勝利を与えてくださるのがイエス様なのです。
(まとめ) 「チャンピオン」とは私に代わって戦ってくれる人を言います。イエス・キリスト様は私たちのチャンピオンです。私に代わって戦ってくださる「命のチャンピオンがイエス・キリスト様」なのです。完全な勝利者イエス様に感謝します。このお方が共なる時、私たちは元気に生きることが出来るのです。
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