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2012/06/03(日)
「豊かな人生を求めて」大嶋博道牧師
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特別伝道礼拝 ヨハネ15:1〜5,11〜17 (序論) 誰もが「しあわせ」を求めています。 インドでは「しあわせ」を「Good Condition(良い状態)」と定義するそうです。一般的には、豊かな人生のためには「健康である事」「お金や物がある事」「社会的ステータス(地位)があり、安定している事」「人間関係がスムーズであること」さらに、「姿や形が麗しいこと」などが条件として考えられます。 しかしこれらのものは今は与えられていても永続するものではあ りません。常に変化する不安定なものです。私たちの生活様式は時代と共に移り変わっていきます。 「Repacking your Bags」(人生に必要な荷物、いらない荷物)の本にあるように、貴方は人生に必要で無い物を持っていませんか。今一度人生のカバンを整理したいものです。そしてシンプルな人生を送りましょう。これが豊かな人生の第一歩です。
(本論) 聖書のルカ12章13〜21節には愚かな人生を送った人の物語があります。豊かな人生のために豊作で得た穀物をたくわえる為の大きな倉を建てようとします。明日の命が分からないのに…この人には3つの誤りがあります。それは @自分が人生の主人公だと思っている事。豊作のためには自然界の惠みや共に働く仲間が必要と言う事を自覚していません。 Aこの人には「喜び」が無く、喜びを分かち合うパ−トナ−がいません。そして Bこの人は自分の命には限りがある事を覚えていません。私たちは生きているのではなくて生かされているのです。この人は人生には終わりがある事を自覚していない「愚か者」でした。 聖書が教える豊かな人生とは神との関係の中で生まれます。目に見えるモノは一時的ですが、目には見えないもの(愛・喜び・感謝・平安・優しさなど)は永続性があり、そこにこそ魂の喜びと希望があります。 今朝のテキストから二つのことを述べてまとめとさせていただきます。 第1の事は「イエスに繋がって生きる」という事です。(5節)それは信仰によってイエスと共に生きると言うことです。神の愛の内とどまる(メノー)ことです。そして 第2の事は「互いに愛し合う」と言う事です。(17節)ここで使われている「愛」はキリストの愛“アガペ−”即ち人のために痛みや犠牲を引き受けると言う事です。
(まとめ) 具体的な生き方は、 「信仰を生活の土台として構築する事」 「目標のある生き方をする事」 「良い人間関係を築く事」 「喜びや悲しみを分かち合えるパ−トナ−を持つ事 「生活の中に安らぎがある事」 「集中出来る仕事や趣味がある事」 「心身の健康、魂の健康が保たれる事」そして 「神に委ねて生きる事」これが本当に豊かな(幸いな)人生のために必要な事なのです。 あなたは今、幸せですか?祝福をお祈り致します。
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