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2012/07/01(日)
「祈りを教えて下さい」大嶋博道牧師
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総員礼拝・聖餐式 ルカ11:1〜4 (ユーチューブでメッセージが聞けます。「大嶋博道」で検索を) (序論) 今朝は祈りの重要性、必要性について特に具体的にどう祈ったら良いかその「内容」について学びます。祈りはクリスチャンの特権であり使命です。祈りとは神様との霊的な交流(交わり)の手段であり「呼吸」のようなものです。ですから、クリスチャンにとって祈らない事は神に対する大きな罪と言われています。 聖書で人が最初に祈った記録は創世記4章26節での「主の御名を呼び始めた(祈り始めたの意)」であり、次は12章8節でアブラハムが祭壇を築いて「主の御名を呼んだ」という箇所です。族長たちも、預言者たちも、詩編の詩人たちも皆、折りに触れて 祈っています。・・・そして、何よりも主イエスご自身、夜を徹して祈られるほどの「祈りの人」でした。
(本論) ルカ11章1節には「私たちにも祈りを教えてください」と弟子たちがイエスに尋ねた記録があります。またマタイ6章5節以下にはイエスの祈りについての教えがあります。それによると「祈る前から神は私たちの必要をご存知である」が、でも、だから、このように祈りなさいと教えておられます。 それによると祈りとは(祈りの順序とその内容は)先ず、最初に「お父様」「父なる神様」と幼い子が親に対して呼びかけるように神様に呼びかけそして続いて次のように祈ります。
1.神の御名を崇める事(自分を低くし、神を大きく高める) 2.神を賛美する事(神を思いほめたたえる) 3.感謝する事(神様がしてくださった業を思い、感謝する) 4.罪を告白し、懺悔する事(言葉と思いと行いで犯した罪を心から懺悔し、神の御言葉に従い得なかった事を悔い改める) 5.神様に具体的に願う事(祝福してください。守ってください、と自分の願いを神に言い表す事) 6.執り成すこと(◯◯さんの◯◯を守ってください、等と他人のた めに願い祈る事、その人に代わって神の恵みを願う事) 7.献身の気持ちを表す事(自分自身を神に献げるとか、与えられて いる賜物を神様に捧げる事) そして祈りの終われには「イエス・キリストの御名によってお祈りします」と祈ります。
(まとめ) 「神よ、わたしを、あなたの平和を実らせるために、用いてください」で始まる聖フランシスコの「平和の祈り」は有名ですが、そのフランシスコがどのように祈っているのかを見ていた弟子によると「主よ…」「主よ…」と深いうめきと共にただ「主よ…」叫ぶように祈っておられ、大変感動して、やがて弟子となったいう有名な話があります。祈りは人を変え、日本や世界を動かします。私にも祈りを教えてくださいと主に祈り求めましょう。
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