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2014/08/03(日)
「聖なる神に出会ったら」
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総員礼拝 (聖書)イザヤ書6章1〜8節 大嶋牧師 (はじめに) 今日は「神に出会うとはどういうことか」「どんな状況の時に神に出会うのか」「神に出会うとどのようになるのか」ということについて学びます。
ヤコブ4章8節では神に近づきなさい。そうすれば、神は近づいてくださるとあります。また、詩編73編28には私は神の近くにあることを幸いとし神を避けどころとするとあります。これがメッセージの鍵になるみことばです。
(本論) 皆さんは神に出会っていますか? 今までに出会ったことがありますか? 長い人生の中で一番大切なことは何でしょうか。 仕事も家庭も人間関係も趣味も大切です。しかし、最も大切なこと、それは「神に出会う」ということです。
日本人の多くは無宗教であまり神仏に関心がないと言われています。しかし、元旦には初詣、お彼岸やお盆には墓参り、冠婚葬祭、成人式、七五三などの通過儀礼は神社仏閣や教会に依存します。極めて宗教的と言えます。が、残念ながら、日本人は本当の意味では神に出会ってはいないのです。(適当に、ほどほどにというのが日本人の信仰心と言えます。)
(1)では、神に出会うとはどのようにことを言うのでしょうか。それは次の事を言います。
@人生の中で神の存在を意識することが第1の事です。 Aそして、単に意識するだけではなくて神と真剣に、正面から向かい合うと言うことが第2のことです。 B神を心で信じる、神の導きに沿った生活を試みると言うことが第3のことです。 C神の存在を問うことを通して私は何者かと言うことを問うことが第4のことです。
(2)ではどのような時に神に出会うことが出来るのでしょうか。出エジプト3章のモ−セが神に出会った時の物語がヒントになります。日常生活とは異なる生活をしてみると言うことが神と出会うきっかけになると言うことをここから学び取ることが出来ます。創世記32章にヤコブが仲違いをしていた兄と20年ぶりに出会う物語があります。ヤコブはどうしても目の前のヨルダン川を渡ることが出来ませんでした。それは兄の怒りが怖かったからです。ヨルダン川を目の前にして一晩中祈ったとあります。その結果はヤコブが祈った通りになります。 このことからも神と出会うのは順調な時よりも、「苦難の時…試練の時」と言えます。
(3)では、神と出会うとどのようになるのでしょうか。今日のみ言葉から次のことを学ぶことが出来ます。
@神が如何に聖なるお方で有り、自分が如何に罪深いものであるかと言うことに気づくようになることが第1のことです。 A神と出会うと罪が赦されると言うことが第2のことです。 Bそして人生は誰かのために生きていることに気づき「遣わされる者」となると言うことが第3のことです。
(まとめ) 神は私たちに心を開くようにと神みずからが私たちに近づいてくださいます。人生の最大の喜びは「神が共にいてくださる」と言うことに気づくことです。これが一番大切なことです。
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