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2004/06/27(日) こーこーろーにやーどーしーたー
薙ですこんにちは。むしろおはようございます。


薙はその時、ステージの上で劇をしてた。
けっこう大きいところで、観客もいっぱいいた。
だから、大事な劇なんだなーってすぐにわかった。

しばらくして、幕が閉じた。
場面が切り替わるところだった。
みんなは急いでステージの横にいって、次の役の服装に着替える。
薙も着替える。だけど、頑張って急いでるのにちっとも着替えが進まない。

みんな着替え終わって、ステージの方にいってしまった。
残ったのは薙だけ。焦れば焦るほどうまくいかない。

放送がかかる。
「神無月 薙さん、早くステージに戻ってください」

急いだ。

ひたすら急いだ。

放送がかかる。

「出演者が時間内に集まらなかったため、このチームは失格とします」

みんなが落ち込んだ顔で戻ってきた。
みんなをこんな顔にさせたのは完全に薙のせい。
誰もまともに薙に話しかけてくれなかった。
もちろん話しかける気も起こらなかった。

後日、友達からいろいろ言われた。

「できもしないことをするな」

とか

「みんなに謝ったりしたのか」

とか

「薙1人のせいで、全員が駄目だと評価された」

とか。

それから薙は、あまりすすんで物事をやらなくなった。
自分で意見を言うことをしなくなった。

自分からやらなければ誰かがやってくれるかもしれないし、
自分で言ったことでなければ失敗してもその人の責任。

できもしないことは、するもんじゃない。


…っていう夢をみた。


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