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2004/07/19(月)
ウォーターガール
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スチームボーイ観てきました。
はじまりのほのぼのとした雰囲気。アニメーションファンタジック。 アニメの始まりって、ほのぼのとしてるでしょ?だからアニメーションファンタジック。
多少のネタバレ可ならみてください↓
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スチーム城の姿が見えたとき、はっきり行ってあれはジブリのラピュタ城、またはアニメ「今、そこにいる僕」でいうヘリウッドですね。
物語構成も「今、そこにいる僕」にそっくりだった。
別にパクリ指摘をしているつもりではない。
全ての作品はパロディーからなるってえらい人が言ったそうだが、たしかにそうだ。
現在の芸術文化においては、現存する作品から表現技術を受け継いで、新しい作品が誕生していく。
だって、映画を全く観たことのない人は映画を作れ(ら)ない。これは全ての芸術文化に云えるでしょ?音楽、絵画、文芸、戯曲。。。
監督の大友氏は、元々批評家なんて話を聞いたけど、さすが批評家が作る作品だけあって磨きがかかっている。 批評家ならば沢山の作品を見ていることは必至だ。
様々な作品の良いところが沢山取り入れられ、悪いところが洗練されてどんどん素晴らしい作品へとなっていく。 彼の映画は、アニメーション映画の集大成といっても過言ではないだろう。
また、9年と24億円という膨大な額と時をかけただけのこともあり、作画レベルは半端ではない。 アニメの質感を生かしながら、CGを駆使して映像をリアルに表現する。 ただ心配なのは、元を取れるかということ。
ストーリー展開のインパクトが強いわりに、見終わった後の爽快感、満足感をも持たしてくれる作品でもあった。 やはりアニメーションファンタジックである。
ただ、蒸気機関と明治初期頃の西洋文化に精通していれば、もっとそのファンタジックな雰囲気を楽しめたかもしれない。知識は楽しさに比例する。
ジャパニメーション独自の「裏設定」なるものも多々存在する。
これらはパンフレットを見るなり、公式サイトを見るなりしないと到底わからない。こういう意味では、物語を2重に楽しめる。
裏設定を知りたければ、パンフレットを買うことを是非オススメする。
久々に長々と批評してもうた。
話をかえよう。
明日はいよいよKOKIAワンマンライブ。
21日発売のNew Album「歌がチカラ」にて6曲が加わっている。 初フル生で聴けるという期待感が膨れ上がってくる。
KOKIAさんに歌わせてみれば、曲は只の媒体でしかない。 その曲をその時その場所その立場で、どのように表現するかを聴きたい。
こういった意味では、CDと生、2重に味わえるという点はアニメの裏設定と同じだ。生KOKIAの魅力は、こんなところにあると勝手に考えている。
‰♭∇θ〒…。
語ることが多すぎて支離滅裂になりそうなので(微妙にすでになっている…)、明日へと伸ばすことにします。
では ノシ
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