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2004/07/27(火)
郷愁の最先端技術とサタンとの感傷的な戦い
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読み終えた俺は、2階の自室に身を移す。 あまりに夢中になっていたというよりは、物語も佳境を迎えており、トイレに行くのを自ら抑えていた。そして、とある小説を読み終えた。
階段を上る。 「階段って英語でなんていうんだっけ?」 「stairだ。でも、階段の段は沢山あるのでstairs」 こんな他愛もないことを受験生であることを自覚するが為に考えながら階段を上がる。
窓に半寸くらいの蛙がへばりついて、白い腹で何かを主張してくる。気持ち悪い。
そんなことはどーでもいい。
何が言いたいか。
自殺とか死とかオタヒキとか出てくる本を読みながら、ノリの良いテクノ音楽が流れる最先端技術を紹介するTV番組がバックで流れるのは全くのミスマッチだ。
「郷愁を感じさせる最先端テクノロジー」とかバックで流れてるのに、俺はセンチメンタルなひきこもり小説を読んでいるのだ。
まるで月と太陽が同時に見えるようだ。まぁこれは現存する事象だが。 フルオープンでオールクローズ。
そして小説を読み終わるとほぼ同時に、番組も終わった。 用を足し、自室に戻った。 そして今、キーボードを叩いている自分がいる。
ちょっと神経が疲れたひと時だった。
ただ、それだけ。。。
参考資料。 番組:http://www.ntv.co.jp/supertv/01_week_contents/040726/this_week/week.html 本:http://www.boiledeggs.com/nhk/nhkinfo.html
最高に組み合わせが悪い。 個別に楽しむべきだった。
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