日記帳 Tagebuch
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2004/12/16(木) ラッキーデー!
朝食を食べに下のレストランへ行こうとした時、エレベーターで控えゴールキーパーのイェンツシュ選手と一緒になった。
今日は朝からついてる!
「日本はどうですか?」と感想を聞くと、「ドイツと同じくらい良い所だね。」
でっかい選手だけど、目がかわいかった。

また別の時、下へ降りようとエレベーター待ちをしていたら、なんと8,9人ぐらいの選手が乗っていた。
その選手たちに注目された私たち。。
一瞬乗るのをためらうぐらい長身の選手の集合体は威圧感があったけど、こんな機会めったにないし遠慮なくご一緒させて頂いた。
「何時頃スタジアムへ行くの?」とまたここでもあつかましく話しかけると、「今から!」と言うので、急遽お見送りをすることに。

またしばらくして、友達が行きたいと言っていた隣のビルにあるアディダスショップへ向かった。
すると、靴を試着しているシュバインシュタイガー選手が!
彼はなんだか恥ずかしそうに笑っていた。
「何時にホテルを出るの?」と聞くと「6時。」と教えてくれた。
店内を見回すと、ポドルスキー選手もいた。
ポドルスキー選手に「今日は何色のユニフォームを着るの?」と聞くと、先月のカメルーン戦でお披露目したばかりの赤色3rdユニを着るとのこと。
速攻で赤ユニを購入し、サインと写真をゲット!
二人ともえらく熱心に品物をチェックし、大量に買った品物を入れるためにボストンバックまで購入していた。
ポドルスキー選手が日本ユニを買っていたのを私は見逃さなかったぞ。
店員曰く、昨日はバラック選手やクローゼ選手も買いに来たそうだ。
それにしても、アディダスって自国ブランドなのに、なぜ日本でそんなに買いこむんだろう?

シュバインシュタイガー選手の教えてくれたとおり、選手たちは6時にホテルを出発。
お見送り後、すぐに私たちもスタジアムへ向かった。
途中の乗り換え駅で、なんと意外な人物と遭遇。
テレビNHKドイツ語会話に出演しているクリストフさんだ。
「毎週見てますよ!」と言うと、ニコニコと「ありがとう。」と言ってくれた。
テレビで見たまんまの優しい人だった。
この人とは、偶然にも、スタジアムでも席が近かった。

スタジアムでは、ドイツホーム?と思ってしまうくらい、周りはドイツ人だらけだった。
日本サポーターの目を気にせず、思う存分応援できた。
さすが、ドイツ大使館経由の席。
先生に感謝感謝。
試合も3−0と快勝、というか、日本がダメダメすぎたかも。
W杯決勝戦に出られなかったバラックのゴールが見られて嬉しかった。
かっこよかったなあ。

試合後、最後のお見送りをするために、スタジアムの外で待っていた。
周りは数人のドイツサポーターをのぞくとほとんど日本サポーター。
でも、日本サポーターの人が色々と話しかけてくれた。
海外なら、敵チームのファンとケンカになることも多いのに、さすがお行儀の良い日本サポ。
日本もなかなか捨てたもんじゃないな、と見直した。
バスに乗った選手たちに別れを告げ、ホテルに戻ったのは0時を過ぎていた。



今日大活躍のバラック選手


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