日記帳　Ｔagebuch

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	2005/09/08(木) ヒトラー

話題の映画「ヒトラー～最期の12日間～」を友人と見に行った。
ヒトラーを題材にした他の映画は以前見たことがあったが、今回は、ヒトラーの秘書から見た彼が死ぬまでの１２日間という今まで知られていなかった部分が描かれていた。
冷血人間と思われているヒトラーが、女性、子供、犬には優しく、また連合軍が間近に迫ってきている状況で取り乱しつつも、死ぬ前にちゃんと愛人と結婚式を挙げるなど誠実で人間的な部分を見せていたり、彼に忠誠を誓った側近たちが敗戦間近の状況で最期まで忠誠を誓う者、裏切る者に分かれていったことなどが一緒に生活をしていた秘書の目から見た真実が描かれていた。
この映画は、見る人の立場によって様々な意見があると思うが、私は見て良かった。
暗い歴史は決して風化されてはいけないし、その時代に生きていなかった私たちが真実を知ることはとても大事だ。
ひとりひとりがそこから何かを感じることができれば、それだけでも見た価値はあるのだと私は思う。