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2004/10/11(月)
PIERCING THE SKY ―天を射る
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■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 坂田栄一郎・天を射る 根が丈夫なら樹は枯れない 谷が深ければ泉は枯れない
自然と人。2つの写真が対峙し、つくりだすメッセージ。 東京都写真美術館では肖像写真の名射手、坂田栄一郎の展覧会を開催いたします。 氏の肖像写真は誰もが目にしたことがあると思いますが、今回は約7年前から制作されていた未発表のシリーズ(自然と人)を展示します。疲れ切ってしまっている現代人に送る慈雨のようなメッセージを受け取ってください。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 今日11日6時迄なので申し訳ないですが、昨日東京都写真美術館の写真展に行ってきました。学生の頃にお会いした奥様が、覚えていて下さったのがとても嬉しかったです。 坂田栄一郎さん、アエラの表紙の顔を撮り続ける写真家です。 http://www.kyuryudo.co.jp/kyuryudo/sakata/sakata.htm 恍惚に近い世界観を感じてしまいました。静的に、鮮やかに共振していました。そしてそれぞれに添えられるコメント文は、対話するかのようで、励まされるのでした。根が丈夫なら樹は枯れない 谷が深ければ泉は枯れない、と。 説明無しでよい写真が本物、という方もいると思いますが、これは次元が違いました。 ポートレイトでも景色でも抽象でもない、融合した独自の構成が、新しいです。 これが可能になってしまうのは、坂田さんの人間好きでお茶目な人柄と、内面の謹厳さのゆえ、そう思えました。
38の顔と、ユーモアも感じられる自然への接近。 写真集は書店でも購入できるそうなので、お楽しみください。
そういえば私、今月は38という数字に、なんだかご縁があります。
☆☆きのうのマフラーのところで、ALTANをBGMにと書いたのでしたが、あらうつかり、チーフタンズの間違いでした。いやん、似ているようでかなり違うと思います(汗) 直しておきました。
【今日は写真は無しです。…昨日の写真展の余韻にひたっています。】
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