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2004/10/20(水)
太陽
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日の出や日の入りを見たことのない子供、釣りや野草などの採集をしたことの無い子供が年々増え、半数を超えたというニュースを聞いた。
見たことがなければ、明日早起きして見に行けばいい、夕方丘に登ってみればいい。連休にはTDLなんて行かないで、海や山に行けばいいのだ〜
いやになっちゃうのは、こんなニュースを紙面や言葉で言うのはいいけど、こんなにひどい、こんなにだめだ、親のせいだと話題にするだけの真面目なひと。マイナス志向なのは、やめましょ。 それより、遠足近足! ちょっとルーティンを抜け出して。
同じ太陽だけど、別のはなしを想い出した。 20世紀、ロシアの強制収容所で、太陽を食べて生き延びた人が居る、というはなし。 マイナス30℃あたり前の極寒の地で頭も出せない位小さな窓しかない独房。ストーヴはおろか、満足な服も食事も与えられないのに、生き残ったのは、毎日一瞬顔を覗かせる太陽を「拝む」のじゃ不足で、「ごっくんと食べて」いたそうなんだけど、なんとなくわかる気がしちゃう。 ロシアの小説なんかだと、この寒さひもじさに加え、もれなく強烈なイジメと寄生虫が付いてくる。 【写真…カプチーノ、呑むか呑まれるか こええぞ】
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