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2004/11/21(日)
LIFE IS POWER 生活と水
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手のはなしから、ちょっと脱線。 物を作ったり、遊んだり、運んだり。 水道が無いところでの暮らしは、とにかく容器(プラスチックだと軽くていいが・・・)に水を容れ、担いで運ぶしかなくて、重いのデス。ふ〜 子供の頃からそんな暮らしをしている人々を、想います。 牧場を会場にした夏祭りではなだらかな丘陵を延々運びました。給水車初体験でした。 最近フジロックでも10gのタンクを運んだのですが、頭の上に載せたら、やはり一番楽に運べました。衆目を集めちゃいましたけど(笑) アマゾンでも小川から細い泥道を延々。歩いていると水が暴れて途中こぼしてしまいます。7,8歳の子供達と汲みに行って、いろんなことを教わりました。生活用の水をそんなに大切に運ぶかと思えば、川の上、水漏れボートでは、モーターの故障のおかげで夜通し水を掻きだし続けた事もありました。ガソリンオイルの容器をサンリオのキャラクター(懐かしの『パティ&ジミー』)のついた弱弱しいカッターナイフで切ってコップ状にして、延々…。川にはピラニアも鰐もいる、陸には豹やマラリア蚊。生きてカエレルノカ・・・夜明けだ・・・の声も絶え絶えな私でした。 マレーシアでは、スコールが降り、運ばなくても屋根から瀧のように落ちてくる水で、ドラム缶がすぐにいっぱいになりました。洗髪もこのタイミングです。
福島の原人村では、屋外の流しに引かれた水、蛇口をひねって止めようとしたら、大声でいえのあるじに叱られました。水無駄にしちゃだめよね、なにを怒っているの?なんて私は混乱。さてその理由といえば、上流の川の水を迂回させて引いているだけなので、蛇口を止めると別のところから水があふれて洪水になってしまうから、自然に流しておけばいいのだそうです。なんという豊かさ!!
ああ、それにしても最近、手足の力が衰えているな〜と思いますです、はい。
【画像は、昨日ジャンベを聞いていたと思われるお方。 それはそれは穏やかな笑みを浮かべていましたねっ】
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