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2004/05/12(水)
空の弓、、、
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それはフランス語で虹のことですね。 たしか、エル トゥルマニエはスペイン語で、竜=虹の意味だったと思うんだけど、うろ覚えです。このタイトルのインストな曲が大貫妙子のアルバムにありました。遠い所からキコエテクルような不思議な曲でした。 虹という漢字がムシヘンなので竜と共通する背景を感じちゃいます。 昔の人は、大空の虹に生命力を感じたのだな〜と。 で、2月に創った詩をむりやり載せちゃいます。
≪虹をさがして≫
どこかに虹が見えないものかとさがしました。 歩いて歩いて、空を見上げて。 高速道路で走っている時、船の上でやすんでいる時、 飛行機で翔んでいる時。 仲間と、兄弟と、恋人と、さがしました。 それよりに一緒におどりませんかと誘われたけど、 どこかに虹を見つけたいと、 空ばかり見上げていました。
どこかに虹が見えたら心が晴れるのに。
雨の降るのをまちました。 この雨が止んだとき、太陽がまた輝く時、 いえ、夢の中でも見えたらいいのに。
あるとき、気がつきました。 毎日毎日、わたしは虹を食べていたのよ。
毎日毎日、私は虹を食べていたのよ。 両手にのるくらいの白いお米と コップに掬った水で炊くごはん。 ごはんを炊いている時、ほんのちょっとだけ フタをあけてのぞいてごらん。 お米はぶつぶついいながら、虹色の光を いっぱいいっぱい吸いこんでいる。
炊き上がってしまうと何喰わぬ顔で 真っ白になってしまうけれど、 さっきまで、お米は全身虹に包まれて動き回っていた。 からだいっぱいに虹を吸いこんだごはんは、 おいしいおいしいわたしのいのちになる。
虹のかなたにあると思っていた幸せは、 たぶん、虹のかなたにある。 でも、虹は、炊きあげたごはんからも、 わたしのいのちに届けられます。 さあ、元気になりました。
(かぜをあつめて、さがしものはなんですか、 を合成したメロディーで歌ってみてください(^^; )
【アースデイにかかった虹:この虹は昨年4月19日、 代々木公園でみんなで見上げた大虹です。】
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