いいりん ☆ ゆつくりえいと ☆
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2004/05/19(水) 人&糸=hit it !! the竹繊維で手編み
 最近のいいりん作の帽子やターバンはもっぱらサラサラの夏用。
竹の糸は、なんといっても欠かせないです。

 棒針編みで竹繊維の帽子を作っている人って、まだいないんじゃないかなあ。かなりスペシャルなものをつくっているのかな、うれしいな。

糸の専門家のかたから、程よくシャッキリした手触りの竹の糸は、夏の着物の帯にも重宝するとききました。

 竹林では動物の糞が臭わず、死骸も腐敗しにくいそう。昔なら旅といえばタケノコの皮で包んだおむすびに、竹の水筒。天然100%。
 現在でもタケノコの皮や竹の笹で食品を包み、鮮度を保つ工夫は残っていますね。竹から発散する揮発成分の自浄作用は昔から経験上知られていたのです。竹の成分中には抗菌性物質や異臭を分解する物質が豊富なので、竹の笹を主食としている上野動物園のパンダの糞も、臭わないらしい、どれどれ、今度パンダに会いに行ってみよ〜

 昔から竹細工職人は水虫にかからないと言われ、竹の含有成分中に白セン菌(水虫)に対する抗菌物質が発見されたそうです。竹抽出物は、水虫にもいいようで。


下記webは検索していて見つけたものですが、掲載させていただきます。
竹繊維の製造工程の写真がとってもわかりやすいです。(ケイタイではみられませんね、、、)
http://www.ikegamikikai.jp/take.htm

【写真は竹と麻綿の糸で編んだ銀河帽】

2004/05/18(火) 好きな色で、ゆ創りchoker
好きな色は?って訊かれると、水色とかペパーミントグリーンなどと
言うことが多いけれど、ほんとはどんな色も魅力的。
だって、こころが落ち着いているときなら、《今見ている色》から
どんどん発想していってさまざまな想像力を働かせることができるからね。
普段、自分が引き寄せていない色に出会ったなら、思いもよらないこと、
なつかしい色なら、想い出やら原風景、、、と、色からパワー(老子の英訳では≪気≫のことをこう訳すらしい)をもらえちゃうってわけ。
でも自分が不安定な時なら逆に、おなじ色を見ても暗いほう、弱いほう、ネガティブなほうへほうへと誘われていく。
さらにもっとダメダメな時ときたら、外側を≪見る≫ことも疎ましくなっていて、色なんて意識に残ってない(*_*;)
 
 ま、そんな時もあるとして、今日は梅雨の走りのためか、
こんな肌寒い空模様のおかげで≪町人文化の江戸≫が浮かんで来る来る。
ど〜にも、白地の木綿の浴衣で、髪はあげて、と艶っぽい。
で、数あるビーズのなかから選んだのは陶製のさかなや漢字入りのビーズ。
あわせる色も生成り、薄緑、紺、銀鼠や擦りガラスのように懐かしいものです。
 
 ところであまり関係ないけれど、司馬遼太郎の『胡蝶の夢』という小説、最近興味深く読みました。幕末、オランダから赴任したポンペの居る長崎に集まった蘭医たちの話。
この頃≪地球≫が流行語だったとか。真新しい言葉だったんだろな〜 

【写真は、上述の材料で今日創りました!! チョーカーでーすよっ 
KITとして恵比寿のショップtierraの店頭に並ぶ予定也、あなたもちょいとゆ創りませんか】

2004/05/15(土) コットン ニットキャップ
 紺、白、赤などの落ち着いた色の
セーラーカラーは、いつみても爽やか。

 小さい頃にはよく家族で横浜港に遊びにいきました。
まだな〜んにもなくて、よく憶えているのは、
おおさんばし=大桟橋の木の床が、歩くと靴音がカンカン響いたこと。
それと、強すぎる海風に帽子を飛ばされそうになったことくらいかな。
 でも海風に吹かれて陽の光を浴びた爽快感は、ずっと身体が憶えてる。

 ちょっと怖かったけど訊けなかったのは、赤い靴を履いていたら本当に異人さんにさらわれちゃうのかなってこと。何歳になったら大丈夫かなと、本当にびくびくだったのは、きっと親におどかされてたのだろな(哀)。

 QEU(クイーンエリザベスU世号)が寄港するときは、にわかに活気付いた。キラキラした波間にカラフルで巨大な煙突が印象的だった。
乗客には老夫婦が多く、子供心にもちょっとがっかり。
船員が船の甲板から下の群集にマッチを投げ、スター気取りで投げキッスしてるのは、まぶしかった。


【ゆ創りできたてニットキャップ;紺に赤い縞.
だけど、この写真は暑苦しいな〜やだな〜】

2004/05/14(金) すずめに齧られたオレンジケーキ
〜したきりすずめ〜
御伽噺と思ってたけど、
あのケチなおばあさんの心境を体験しました。

すずめ ちいさいからかわいいものの、
すごい剣幕(!?)でせまってきます。
慣れてきたら手で脅しても、あきらめずにかかって来ます。
というか、私を徐々に慣らして、油断させて忍び寄ってくる感じです。 ちょっとあげるったら〜

 おなじ大きさだったら、
わたし絶対に齧られて、参ってしまったでしょうっ。
でも、こんなにちいさいのに、とおもうと愛らしいのでした。

かかってこい!

【デジカメで簡単に撮られるうっかりすずめ。こやつ、わたしの
おやつをガシっとかじり、満足そうな仁王立ちになっている】

2004/05/13(木) 錨=アンカーできた!
今日はけっこうな風でした。湿気を含んだ南風。
乾燥気味なわたし個人的には大好きですけど、緻密な作業はとりあえず放り出したくなりますな。

 5月に入ってから、あれこれ試作品をつくっていたイカリのモチーフができ、ほっとしている週の真ん中です。
 
 さて、イカリといえば、鉄のカタマリ。これが最初に日本でつくられた頃の話を聴いたことがあります。小栗上野介が奔走(お金の工面?)して、幕末の日本の海軍に協力する云々の話で、横須賀海軍基地に、まずは造船所をつくったそうです、しかし。
船を造る機械がないと、近代的な船はできない。
ということで、オランダあたりから≪船を作る機械を作る機械≫をえっさこら運んできて、それでまず造船所を造るための巨大な工具をつくるための設備をつくったとか。このマザーマシンで何トンもあるハンマーを造ったりして造船所をしつらえるのですな。
 このマザーマシンは、いまでも横須賀にあるそうですが、そこは今では米軍基地の内部なので、なかなか見られないようです。

【写真は、10グラムあるかないかの軽〜い錨。もうすぐ代官山の店頭にこれがついた帽子などが並ぶ予定です!】

2004/05/12(水) 空の弓、、、
それはフランス語で虹のことですね。
たしか、エル トゥルマニエはスペイン語で、竜=虹の意味だったと思うんだけど、うろ覚えです。このタイトルのインストな曲が大貫妙子のアルバムにありました。遠い所からキコエテクルような不思議な曲でした。
 虹という漢字がムシヘンなので竜と共通する背景を感じちゃいます。 
昔の人は、大空の虹に生命力を感じたのだな〜と。
で、2月に創った詩をむりやり載せちゃいます。

≪虹をさがして≫

どこかに虹が見えないものかとさがしました。
歩いて歩いて、空を見上げて。
高速道路で走っている時、船の上でやすんでいる時、
飛行機で翔んでいる時。
仲間と、兄弟と、恋人と、さがしました。
それよりに一緒におどりませんかと誘われたけど、
どこかに虹を見つけたいと、
空ばかり見上げていました。

どこかに虹が見えたら心が晴れるのに。

雨の降るのをまちました。
この雨が止んだとき、太陽がまた輝く時、
いえ、夢の中でも見えたらいいのに。

あるとき、気がつきました。
毎日毎日、わたしは虹を食べていたのよ。

毎日毎日、私は虹を食べていたのよ。
 
両手にのるくらいの白いお米と
コップに掬った水で炊くごはん。
ごはんを炊いている時、ほんのちょっとだけ
フタをあけてのぞいてごらん。
お米はぶつぶついいながら、虹色の光を
いっぱいいっぱい吸いこんでいる。

炊き上がってしまうと何喰わぬ顔で
真っ白になってしまうけれど、
さっきまで、お米は全身虹に包まれて動き回っていた。
からだいっぱいに虹を吸いこんだごはんは、
おいしいおいしいわたしのいのちになる。

虹のかなたにあると思っていた幸せは、
たぶん、虹のかなたにある。
でも、虹は、炊きあげたごはんからも、
わたしのいのちに届けられます。
さあ、元気になりました。

(かぜをあつめて、さがしものはなんですか、
を合成したメロディーで歌ってみてください(^^; )



【アースデイにかかった虹:この虹は昨年4月19日、
代々木公園でみんなで見上げた大虹です。】

2004/05/11(火) 木が元気。昨日もあみもの。
 雨の合間に歩いた代々木公園は、
木の香りに包まれた極楽空間。
日暮れる頃、低い雲がとうとうと流れて行く森を歩いていたら、羅針盤なしでも、すっかり自分のいる場所がわかったような、≪安心≫に戻りました。掌を空へ。
  あみものをしてみたい方、代々木公園駅からすぐのSLOW LIFEな空間でたのしく創りませんか。
★竹糸、絹糸のベレー他、おすきなものを(基礎お教えします)
★毎週月曜夜限定、6〜11時です。
いいりん〔09029085827〕まで ^_^  
LIFE〔0334673479〕(お店案内) 


【代々木公園を下った富ヶ谷の『イタリアンレストラン LIFE』.カプチーノはMIURA君のアートフレーバーだよ。でも女性のみにだって。。。】

2004/05/10(月) 竹のこども
もー梅雨かいな、、、沖縄は先週梅雨入り、早。関東は来月まで待ってほしいわ。

このところ、竹=TAKE、BAMBOOの魅力に気づいて、すっかり惹き込まれています。
そもそもは、繊維としての竹にであい、なんてエコロジカル、なんて愛着の湧く、それなのになんて神秘的と、尽きない魅力があるのです。
 
 2月の終わりには、世界中で月の舞を奉納するという、かぐや姫のような踊り手にも遭遇し、勇気付けられました。
私の編んだ竹と絹の帽子〈ターバンのようなもの〉を、気に入って頂きました(ありがとう)。
銀色を帯びた浅葱色(水色)のそれは、彼女にとても似合います。3月6日が満月ということで、その日に編みあがったものです。
 アメリカのセドナという雄雄しい自然の地に家をもち、世界中で、日本舞踊の源流のような舞を舞うそうです。
(わたしは、まだみたことがないのです)

 竹との運命的な遭遇には、月の使者が誘ってくれたよう。へへ。
 竹の魅力いっぱいです。


【恵比寿で夜に見つけた夜露たっぷりの笹竹のたけのこ。こんな姿をみると、月のエネルギーで育つのよ、という言葉は本当のように思えます。】

2004/05/09(日) はじめまして 2
☆☆☆創作の記録と、ピースで愛すべきできごとを記していこうと思います☆☆☆

 昨日はほんとにいい天気で、土曜の午後は屋外で過ごしました。
昨日はアズキアイスのような色と食感(触感!)のターバン葉っぱ付きと、ラベンダーそっくりの小さめのベレーを完成させました。
あと、トリコロールのヨットのモチーフがかわいくできて、満足。
ちょっと陽に焼けて首がひりひりします。今日はどんよりね〜

☆先週、5月3日は《憲法記念日》、まやラミスさんたちが主催するアースデイ東京の参加企画・アースデイトークver.2<REVOLUTION 9>
に行ってきました。もちろん、ジャンベファミリーズの演奏で参加です。ゲストにダグラス・ラミスさん、スネークマンショウの桑原茂一さん、なまけもの倶楽部の辻信一さんなど。映像参加での鶴見俊輔さん(日本を代表する思想家)と弾き語りの趙博さんのシチュエーション、ソファに鎮座してカブリツキで観ている鶴見氏の映像、これは衝撃的なまでに最高の漫談でした(嬉)
9LOVE!!    
  http://www.9love.org/revolution9/index.html

そうだ、今日は9日なので、マイ9LOVE:
@あるくこと A古代から現在まで、狩猟採集の文化 B海風、川風 Cアイコンタクト D放送大学でランダム学習 Eスウィ―ツ(な、果物やお菓子) F水色 Gポルトゲーサ(ポルトガル語) Hもちろん自分の内的世界を顕しながら、世界とシンクロしながら創ること。


☆ホームページというか、そのデザインがまだうまくできないので、絵日記からはじめてみました。
【写真は、昭和40年代の兄、、、】

2004/05/08(土) ゆ創り、ゆつくり〜  はじめましてえいっ
☆☆☆  帽子を編んでいます  ☆☆☆

地面から直接やってきたような、それでいて自然のちからで美しく、
きよらかな存在の繊維が好きです。

まわりの空気が澄んでいくような存在のものを、手で、ゆつくりと
創れたら、つくるひともつかうひとも、それいがいのものやひとも
愉しいでしょ〜

【4月後半にわが実家で発見し、おいしかったたけのこと、≪たけのこ帽≫と名づけたフリーサイズの手編みの帽子です。素材は竹・麻・綿 2800yen】


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