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2004/08/01(日)
business vs slowlife?
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今日は、とてもいい音楽と対話を聴いて、帰りは、2駅も手前で降りて満月の月影を歩くという、とっても風流でピースな夜を楽しんでいた。http://www.begoodcafe.com/tokyo/index068.html だけど、駅前でこんな閉店間際のマ○ドナ○ドの光景に、小さく叫んでしまいました。じつはその前に駅では大量のチョコクロワッサンが同じような状態に…ちょうど日曜の早めの閉店の時間帯だったので、イソガシそうに働く制服姿の人々とセットで、いくつこんな光景に出会ってしまったことか。
今日のお話の中で、おりしもファーストフードの話しが出た。ファーストには≪断食≫の意味があるそう。プロテスタントの、禁欲的で働き者であれば、救われるという信仰が、結局一部の資本家が労働者を安く長く働かせるために利用されているというようなカラクリにぴったりはまっている。これにはさ、自然のお陰がまったく入っていない、なんともお粗末なカラクリなのに、多くの人が見破れないでいる問題が横たわっている。
そういえば、5月の爽やかなカフェでの、となりのおじさん二人の会話を思い出す。10億単位の取引の話しをひとしきり説明したおじさんは、 『倉庫のアレは全部焼く』という。思わず聞き耳してしまったが、売れないスカートの在庫を全部焼却処分するということのようだ。 アジアの、おそらく中国の工場で大量生産され、日の目を見ずに焼却される洋服たち。 工業製品のかなりの部分の現実。 よく、10年以上土の中で生活し、うまく羽化できても地上で1週間しか生きられないセミを哀れと言う人がいるけど、比べちゃった。 セミは、土の中の生活も楽しんでいるはずだし、自らの生命力で空を飛んで謳歌して、子孫を遺して生命の輪をなしている。君たちはしあわせだよ。
ビジネス。イソガシ。 ビジネスの日本語訳って、仕事じゃないよね。仕事って、慌てずにジックリと何かに取り組むことだと思いたいな。英語に疑問をもち始めてはや20年… ワールドスタンダードが米国基準のエリートビジネスマン云々の常識といわれるのも、ピンとこないなあ。 『世界の標準=アジアもアフリカも南アメリカも含めた標準というなら、だいたい中国の中流の下、くらいの生活じゃないの?』なんて話しを3,4年前に話して、かなり失笑されたことがあるのですが、NYテロの後に同じ話しをしてみたら、今度は、うんうんと頷いてくれる人が増えてた。 ああ、今日はぐちっぽくなってしまった。
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