|
2004/08/03(火)
mulu〜暑いので涼しげな水の話題〜
|
|
|
水。たしかマレー語で水をムルという。アフリカのどこかの部族ではオミトゥトゥというのです(南米に伝わっている)。
ボルネオの森の子供達にあったとき、『雨の音は?』ときいたら、 『トントントン』と教えてくれました。 本当に、熱帯のスコールは大粒で、葉にあたったり皮膚にあたるとトントンという音がぴったりです。
アマゾンの原生林では、ひとしきり雨が降って止むと、数時間内に、あたり一面がザ〜〜〜〜という音に包まれたことがありました。このスーパーサラウンドは一生忘れられないわあ! 平らな土地ですが、木々の葉という葉から伝わり落ちていく水がやがて堅い地面へ到達し、まるで生きもののように降りてゆく、降りてゆく・・・霞みや靄を生みながら。その結果が、川になる。 漢字の文化では、それを龍と喩えたのでしょうか (音が流と同じですね)。
蛇口。河川を蛇に見立てて、その口が台所にある。 では尾はどこにといって、荒川の源流まで遡ってきたというおはなしを1日にききました。一続きにイメージできると世界が違って見えてくるでしょう。
【みずの出口、手前は手押しポンプ式、奥左は蛇口、中央には蓋された古井戸。荒川の過去から現在までもつながっていそう。目黒の大鳥神社で】
|
|
|
|