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2004/09/27(月)
そうはいっても。
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明日は中秋の名月、の頃。 できれば雲間より夜半の月を眺めたいものです。 雨の多い季節だからこそ、雲間からの月が輝いて見えたりして。
大江千里
月みれば千々に物こそ悲しけれ我が身ひとつの秋にはあらねど
この句は1100年前のひとのうた。 ・・・百人一首には「月」をうたううたが11首もありました。 地球と月の切ない距離感が詩情を掻きたてるのだろうかな・・・
意味は、「月を見ていると、あれやこれや、何くれとなく悲しい物思いが去来することよ。これも秋だからだろうか。秋は誰にもやって来るもので、私一人にだけ訪れるわけではないのだけれど。」
【背景を替えました。丸い月の手前には真珠の淡い光】
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