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2005/01/15(土)
コーヒーとタバコ
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敬愛する先住民のひとりに「文明人はコーヒーばっかり呑んでるな」、と笑いながらからかわれたことがある。 ほんとうだ。 「文明」に染まりきっていなかった私は、「ゴチャゴチャな物質文明」を離れ「精神文明」を感じたとたん、コーヒーはあんまり美味しくない、必要ないと切り替わったけど。
ピキという実を絞ったドロドロの黄色い液体は酸っぱいけどこくがあってなんともいえない「滋養の味」がした。こういうところではお決まりの、女性の唾液入り。 それに、なんでも冗談を混ぜて美味しくする。 彼らはアルコールも飲まない。生きることに必要がない、と知っているのだ。
ここはまた、タバコの発祥の地。 男達が数人集まるおだやかな午後。もちろん戸外。A5版位もある大きな葉を二枚くらいクルクル巻きつなげて、細長くする。不器用だと笑われたりしながら。 火をつけたら、一服。なにかしゃべりながらお隣に渡す。私には言葉はわからないけれど、たった一巻きのタバコを中心に、ずっとほとんど冗談をいいあっているように笑いあっている。 ここのタバコの流儀、キーワードは「共有」。意外でしょ。
文明人は、なんだか正反対になっているね。嫌われても、寒いベランダでも、白い目で見られても吸いたい…ねえ、寛いでる?
・・・でも、都会にいるとコーヒーは、やっぱりオイシイ。(好きなものはなかなか止められないのね)
【カフェラテ。蜂蜜を入れるとふわふわ浮いている。蜂蜜は免疫力を高めてくれるそう】
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