いいりん ☆ ゆつくりえいと ☆
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2005/01/20(木) 画面の色を変えて見ました
あれこれ変えてみて、こんな感じだな、と思ってよくよく見てみたら、なんだかムラサキ芋の色でした、わはは。


#990066ムラサキ
#FFFF99キイロ

2005/01/19(水) 温故知新はどこらへんまで!?
私の、ことしのキーワードは、「石器時代=ストーンエイジ」ということにしよう、ときめた。
今まで10年位水面下で温めておいたものだよ。

正月に、兄弟と話していて、私からでた言葉:
「コンピューターチップは石で出来てるから、今はやっぱり石器時代なんだそうだ。といってもこのちいさなデジカメを石器というのにはまだ慣れないなあ・・・(笑)」

地球全体が地震の多い活動期に入ったらしい。そのことを忘れないようにしよう。いまもスマトラ地震の後遺症で地球は震え続けているそうだ。地球はまだまだいろんな岩石を創ってもいるのだ。
そして、二つの石器時代が並ぶことで、単純に対立させられていた優劣の概念は雲散霧消し、べつの何かが始まっているのだ。

で、石○さんという冒険好きな冒険家(!!)と話ししていて、やはり、そろそろこれですわ、と閃いちゃった。気になったのでHPを拝見させてもらったら、休学⇒自分探求の旅、ペルー旅行(同じ年に)、舟への憧れ、ものを作ることが好きetc. なんだか近い感じ。彼を見ていると私ももっと純粋にのめり込んでもよかったかもと思う。そよそよと風が吹いてくるような人に、久々に出会って、うれしい。
 
 「石器時代」に私が見つける意味は、
・美しく移動する、たとえば、歩く
・自然に対して繊細になる
・所有より、循環
・火、またはエネルギーについて哲学する、ちょっとはね
・人間であることを、発見する、機械でも単なる動物でもなく、人間って??
・花と詩を身近に置く
・足りないところを言葉で補う、でもはじめは感覚

とかいてみたら、わりとありきたり。
抽象的なのは、きっと一年後に固まればいいという楽観主義だから。

☆やわな私が、こんなイメージをもちつつどんな一年を過ごすのだろう。

2005/01/18(火) 思い出の人C・先生編
さて、本日は女性の先生編。といっても直接教わったのではなく、仕事の上で大変おせわになった、某有名女子大の教授(当時)。
 私は、随行員という仕事を引き受けることになった。お偉いさんを10名ほど引き連れてアジアの僻地(といってもそれほどでもないのだが)を視察する世話役。
 調査を兼ねた視察旅行の責任者たるそのH子先生の日常は多忙を極めており、1週間の視察旅行の参加を承諾して頂けただけでもありがたいこと、なので極力配慮いたします、と言ったのは私の上司…
 それから私の不眠は始まったのでい。
「連絡事項は、朝6時45分から7時前にしてね、それ以外は多分電話出られないわ。」
しばらくは、朝6時半に電話の前に正座、な生活になった…
仕事は10時からなので私は8時半に起きればいい筈なのに・・・

とはいえ、現地に入ってしまえば有意義だ。毎日見学し、様々な話し合いや、ちょっとしたレセプションなどを、現地の方や、日本人といえど外交官、民間人、知事や政治に関わる人、農業に携わる人、旅行業の方など各業界の方々と行うことで、全て学ぶことばかり。
 だが後半になると、昼の会議ではとうてい言い足りないH子先生は、夜更けにツカツカと男性の部屋に乗り込んで(といったって、全くあやしいわけではないんだけれど)、社会構成云々語り始める。
休肝日を真剣に考えているお年頃(オーバー還暦組)の面々の眠そうな表情をよそに、ホテルの冷蔵庫を開け、備えてあるウィスキーやバーボンを片っ端から開けてラッパのみでクイクイやりながら、つるつるしゃべり続け、朝が来る。翌朝8時の集合時間には何も無かったかのように真っ先にいらしていた(随行員冷や汗っ)。
いやあ〜参りました。ねむいっす。
自分の母(専業主婦)と限りなく同年齢だとわかり、狭かった私の女性観を広大無辺なものにして頂きました・・・

そのあと、何人かの随行員が自殺、というニュースが流れた。公金であったとしても見学もせずにカジノに行っちゃる!という「視察」がしばしば覆い隠されていた頃でもあった。
中心となる先生も私も女性であったために、全体として節度あるツアーだったのである。(内心、全員男性だったら軋んでいただろうと思う瞬間が何度かありましたナ。) 感謝

思い出の人B・先生編は
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/iiryn/?Y=2005&M=1&D=17

2005/01/17(月) 思い出の人B・先生編
でもって、今日はエーガの先生。
高校は、進学校だったんで、ほとんどの人は大学受験とかなんとかしていた。
その学校の3年の英語の先生がまた、大胆。
3年生になって、
「私は美しい映画、エロチックな映画を観て目覚めました、だからそういうものをたっくさんみなさんにも見せたい。」

そういって、授業の8割を視聴覚教室での映画鑑賞にしちゃった。

カトリーヌ・ドヌーヴ、ブルック・シールズ、アラン・ドロン・・・
ちょっと時代も感じたけど、いわゆる名画を観た見たミタ。
「字幕を見てもいいけど、なっるべく音声、息遣いを聴きなさい、言語は生きているのです」
と、革のコートで現れるこのキザな先生は、とても大切なことを、教えてくれたのだ。
英語がだんだん好きになった。

そうそう、残りの一割は、春の花見散歩と、形だけのテスト。
役に立つイディオム集はコピーを配り、自分で見ときなさい、と。この要領のよさはさすがでした。

真面目に進学塾に通っていたクラスメートが居る中で、私はそんなことに疎く、このスタイルの授業にどっぷりつかってたのしんでしまったのだ、きゃはは

2005/01/16(日) 思い出の人A・先生編
ダイアリーだけど、できごとより、ふと思ったことばっかりだね。話しの流れで思い出したりしたことを、書いときたくなることが多いのです。

私の高校時代は、異常だった。というかほとんど男子校のよーな。おとなしい男子が多かったけど。
男子30人に女子10人位のクラスで、トイレも各階には無くて遠くまで行くことになる。教師もやたらと男性が多くて、女性の先生、おばあちゃんのような先生には安心したものだった。
だけど、そんな学校だったからか、おもろいこともあった。

確か寒い一月か二月、そろそろ大学受験、とかいう頃、おでこの広い現国先生、
「本日は、最後の授業であります」
という。
私は小学生の国語の教科書で読んだ、戦争のさなか、自国の言葉を使うことを禁じられ、最後の自国語の授業を受ける少年の涙のでる話しを思い出し、ちょっとじ〜んとなりかけた。

ところが、現国先生は、
「座布団な〜い?」っと、へんなことをおっしゃる。
「まあ、我慢しよう。」
そういって、なんと教壇の上に正座して、落語を一席やりますので、皆様聴いてくださいときた。妙な敬語を使い、そのいずまいはもはや教職員ではなかった。そして小一時間。あ〜この先生、だから「え〜っと」というのが口癖だったんか。
 廊下を通る他の先生の足音にびくびくしたのは、生徒のほう。

たしかに、余所見ばっかりしている10代の青少年に、自国の文化を体験してほしい、ってのはいいことだ。客として御捻りをだすべきだったかも。
でもそれより、教師生命とかあとさき考えずに大胆不敵に思い切ってやってくれたことが、素敵だったんだよね。
生徒が、ではなくて教師なのに教壇に乗っかって落語を一席、なんて、イマドキノ成人式で騒ぐ若者には、そこまで勇気ないべ!?
きゃはは。
明日は、エーガの先生のはなし。

【写真は、mさんが送ってくれた画像。ちょっと前、どこかでみつけたポスターだそうです】

2005/01/15(土) コーヒーとタバコ 
敬愛する先住民のひとりに「文明人はコーヒーばっかり呑んでるな」、と笑いながらからかわれたことがある。
ほんとうだ。
「文明」に染まりきっていなかった私は、「ゴチャゴチャな物質文明」を離れ「精神文明」を感じたとたん、コーヒーはあんまり美味しくない、必要ないと切り替わったけど。

ピキという実を絞ったドロドロの黄色い液体は酸っぱいけどこくがあってなんともいえない「滋養の味」がした。こういうところではお決まりの、女性の唾液入り。
それに、なんでも冗談を混ぜて美味しくする。
彼らはアルコールも飲まない。生きることに必要がない、と知っているのだ。

ここはまた、タバコの発祥の地。
男達が数人集まるおだやかな午後。もちろん戸外。A5版位もある大きな葉を二枚くらいクルクル巻きつなげて、細長くする。不器用だと笑われたりしながら。
火をつけたら、一服。なにかしゃべりながらお隣に渡す。私には言葉はわからないけれど、たった一巻きのタバコを中心に、ずっとほとんど冗談をいいあっているように笑いあっている。
ここのタバコの流儀、キーワードは「共有」。意外でしょ。

文明人は、なんだか正反対になっているね。嫌われても、寒いベランダでも、白い目で見られても吸いたい…ねえ、寛いでる?


・・・でも、都会にいるとコーヒーは、やっぱりオイシイ。(好きなものはなかなか止められないのね)

【カフェラテ。蜂蜜を入れるとふわふわ浮いている。蜂蜜は免疫力を高めてくれるそう】

2005/01/14(金) いつのまにか増えて。
「どこにあるの?毛糸。」
だった。10個買ったはずなのに、もうないん?みつからない!などと探しまわる。
最近は、ついつい毛糸を集めすぎて、
「どこにいるの?」
になってきた。

埋もれそうです。


 洋服の話しをした。最近の縫製技術etcはハイテク化し、開発費数億円の機械で初めて実現する服だってあるという。
すごい。

でもこれもすごい。
4本の竹針、一本のカギ針で完成する帽子。あまりにシンプルなツールなので、100個200個つくっても壊れないぞ。

初期投資、105円。

なんかいいタイミングでグラミンバンクのお知らせをもろた。http://bbs1.fc2.com/cgi-bin/e.cgi/7170/

【一本の糸が変化していくのが楽しい。
糸を見て、ん〜、、と考え、もしかしたらこんなのが出来るのでないかな?という予感を頼りにつくり始めるのです。予感は違ってることも多いけどね、でも予感するのは大事なポイントなのです】

2005/01/13(木) 太陽って。
いよいよ、冬本番の寒さと乾燥・・・ひえ〜
なのだけど、毎日少しずつ太陽の出ている時間が長くなっていくのを感じます。明るい太陽だいすき。
窓越しに、午前中の太陽を浴びると、暖かくなり風邪もさっさと引っ込んでくれそう。ほんとにその一時間で、残りの一日の元気がチャージされる気がします。光合成はしてないと思うけど、何してるんだろな??

 今回の津波の犠牲者に、割合で言うとスウェーデンの方が非常に多かったと聞きます。冬の恐ろしく長〜い北の地域のこと、身も心も太陽を渇望し、南国バカンスは切実ともいえる休暇の過ごし方なのでしょうか。贅沢のための、というよりは健康を意識してのこともあると思うと、なんとも悲劇的です。亡くなられた全ての皆様のご冥福をいのります。

2005/01/03(月) シルクロード
お正月で、新しいシルクロード番組を観ました。
 ついでにアーカイブスでは1980年のNHK特集 シルクロード も再放送していました。これは、ものすごく影響を受けちゃった番組です。まだ録画もできなかったけど全部蘇ってくるくらい目を皿のようにしてみていました。それまで見ていたテレビアニメが全部どうでもよくなって、リアルなものに渇望した、というか・・・音楽も、映像も、旅も、取材も、食料も、先人としての探検家も、二千年という時間の概念も、記述されなかった歴史についても、織物や装束に対する意識も〜
 それで、中国行くならこのような所まで! と思うあまり未だに中国に行ったことが無いのです(^^;ゝ)
 考古学をやりたいなあ〜と一瞬考えたことがあったけど、その後「競って秘密を暴くなんてダメダメ!!」とダメ出ししているロマンティックな自分がいたものです。

 ナレーションを担当していた石坂浩二が、「いまなら世界遺産、というようなことになるんでしょうけど…」といっていたけれど、まさに風化しつつある世界の遺産には興味を持っています。ペルーのナスカもほんとうに野晒しで、放置されていました。遺産だって今を映す鏡。残念ながら遺跡荒らしは絶えないけれど、もし愚かな人の手を加えられることなく何千年も自然の手に委ねられるなら、それはそれでよいのでしょう。

☆それにしても、中国はこの四半世紀で随分変化したものだ、と取材班の様子などをみつつ思うのでした。

あらためて感じたことがありました。
私が森林の劣化に半ば本能的に危機感を抱いているのは、子供の頃の純粋な目で砂に埋もれたシルクロードの歴史に触れて、今を見、時間も空間も連続性を感じずにはいられないからなのですねえ。


【素朴さでは、同じくらい、な羊毛の帽子。
今回のテレビで見た麗人のミイラのかぶっていた帽子は、平織りのようだったわ〜】
 

2005/01/01(土) 新春 穏やかな一年になりますように!
もう寒くてストーヴさまさまです。
 これからが冬本番というのに、春が待ち遠しいです。


【鏡餅みたいに、雪にオレンジ。2004年の幕は雪景色。
「今年は暑かったね」とはなしているところに雪。しかも2度。
実家の庭のオレンジはそれでも元気になっていました。】


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