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2005/07/05(火)
かのんちゃん〜 天使のお友達
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霧雨の中、迷子になって焦っていた月曜の私。近くに来ているとわかっているのに目的のビルがわからないで、ちょっと泣きそう(それはウソ)、情けない気分で坂を曲がったタイミングで、桃色の雨除けカバーをかけたランドセル背負った女の子がコケタ。 背は割りと高いけれど、現代っ子。一年生かせいぜい二年生、中身は赤ちゃん、とばかりにワ〜〜〜〜ンと泣き出した。 (私が小学生の頃にはここまで思いきり大声で泣くなんてなかったような…)
ワ〜〜ンワ〜〜ンと泣き止まない… 近寄ったら怖がられるとか誤解されるとか一瞬ヨギルも、ふつうに「あら〜大丈夫?どうした?」と見てあげた。 そうしたら、傘とタオルとを長靴の足に絡ませてバタバタもだえてる(かわいい)。おでことひざを擦りむいているが何てこともなさそうなので、起き上がらせつつはなしを聞いてみると、 「クツシタ落とした〜」 どうやらそれを捜そうと、来た道を戻るはずが、傘に躓いた拍子か何かに転んだようだ。 「何色の靴下かな?」 「白と、水色…」 「学校の帰り道なのかな?」 「ううん、学校じゃない、学童だよ。ママ家にいないの〜」 「あ、学校の後いたところからだね。じゃ、そっちの方戻る道探そうね。」 と、自分が迷っているくせに、それも忘れて旅は道連れ…(oh my gosh!!) と思うまもなく30メートルほどいった歩道に小さい靴下が二つポンポンと落ちていた。 「よかったね〜」 「うん☆」 「ケガ、痛くない?」 「あ、ひざは前に転んだところのカワがまた擦りむけただけ」 といって、ケロッとしている。 手に持っていると、また落とすよ〜というと、お尻の小さいポケットに入れようとするので、それじゃまた落ちちゃうね、といって、ランドセルの中にタオルと共に詰め込んであげる。すると、 「かのんちゃんにもう一度あって、帰りのアイサツしてから帰る。」 と、来た角を戻っていった。 めでたい旅の終焉…
それから私は、ふと我に還る。 やだ、迷子の途中だった!! 道を探し、まもなく目的地に無事たどり着いたのでした。
【画像は、ローズクオーツとアガタの携帯ストラップ兼ブレスレット】
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