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2006/01/10(火)
インカローズのハート
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寒い寒い月曜日、お友達がプレゼントをくれました。 ちいさなちいさな桃色の石。ハートの形にみえます。
それは、こんなことのあったすぐあとでした。
古いものに憧れて手元にひきよせた、素朴なうすミドリ色の玉。 マヤ文明の末裔が手作業で磨いたと思われ、錐で時間をかけて通す穴をあけているのがわかるプリミティヴな球体。 3,4年前にとあるギャラリーで手に入れました。琥珀の玉とあわせてチョーカーに作り直し、気に入ってよく身につけました。 透明感のある琥珀色と鈍いうすミドリは、かなり地味なところで何にでも合います。 ところが、石のすきなある人に、疲れ果てている、軽くなってしまっているといわれ、なんとなくショックを感じると同時に、うなづける気もしました。 その日、随分久しぶりにふと手にとって無意識に身に着けていたのも偶然でしたが、襟のあるシャツを着ていたのでそれが人の目にとまったのも不思議なことでした。 そして話しているうちに、その人は石を売ってくれた人もよく知っていることがわかりました。 その石によって、わたしの知りたかったことがいくつかわかったのです。 …けれど、まるでお守りのように過剰な期待をかけられすぎた石は、疲れてしまったのかもしれませんね。ごめんなさい。
セージの煙でしばらく浄化してくれましたが、いっこうに回復しないようでした。そして、陽に当てずに休ませてあげるのがよいですよ、と「処方」してくれました…
そのあとに、潤いのある桃色のちいさな石をみて、とても心が安らぎました。その石を見つけてえらんでプレゼントしてくれたやさしい気持が込められていることも加わって。 同じ日にミドリの石が離れ、桃色の石がきたことは、すこし不思議。 インカローズ・・・すこしハッピーな変化の兆しなのでしょうね。
【画像は、秋に撮った庭園の庵。人はすまないけれど、佇まいを感じたのでパチリ】
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