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2006/01/20(金)
話しつづける、という病魔
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そういえば、辛かったことって突然思い出す。 そして、愚痴をいうのが苦手な私は、ここに勝手に書いてみたりする!
ずっとしゃべり続ける、という辛い人がいた。 ビデオ(名画)を見ていても、あ、これ知ってる、とかなんとか始まる。咳払いも含めて、止まらない。 沈黙が怖いのだろうという事は十分伝わってくるのでニコニコしてみたり相槌を打つが、 ・・・いっこうに止まらない。 挙句の果てに、映画の途中でフッと席をたってそれっきり。
また、同じ話しを何十回となく繰り返す。 頷いても、感心しても、話し足り無いのか、翌日また話す。 内容も一方的で、相槌以上の意見を求めているわけではない。
南氷洋を航海したとき遭難して救助された話、だったら聞くかも。 でも、まったく些細な自分の体験でしかない。御本人にとってははよほどのことだったのかもしれないが、話せば話すほど、飽きを越えて、私の苦痛の体験が始まることに、彼女は気づかない。 遠慮のできない人。それは愛されるのかもしれないが、思い遣りには明らかに欠けている。相手の心を感じ取るのが苦手なのか。そのご修行のために今生をいきる人、なのかも知れない・・・
聞き役をした。疲れた。〜あの長い時間、私の忍耐。 なんかね〜随分いろんなことを学ばせて貰った気もします ^^; 「間」の楽しめる大人になろうと決めた私。(これ、前世紀のおはなしです、念の為。)
【画像は、煮込まれた人参。冬の人参は太陽みたい。】
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