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2004/10/09(土)
これからが本当の始まりか
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民事再生の手続きを進めてもらうことになった。司法書士さんにも正式にお願いした。
これで、司法書士さんから金融機関へ受任の通知を出してもらうことで、取立ての連絡が直接くることは無くなるであろう。(全てなくなるかどうかはわからないが)
費用としては手続きについて司法書士さんの手数料は30数万円かかる。これは弁護士さんなど、いろんなホームページで調べたところほぼ同じなので問題はない。当然一括で払うようなお金はないので、取り急ぎは分割でお願いして、1回目の支払いは現金手渡しで行った。
今後、分割で払っていくこととなるが、今までの金利だけを考えても払える額であることは間違いない。
あとはまだ足りていない書類などがあるので、今後早急に用意する必要がある。一応はメモを取ったので抜けは無いと思う。
しかし、今回の手続きにおいて、今までの経緯などを調書として記載しなければならなかった事で過去を振り返ることになった。
なんと、20年ほど前から借金に手をつけていた。まだ社会人になってほんの少ししかたっていないころだ。何度か返済は完了していたが、その後またすぐに借りている。返せば返すほど、次に借りる時は金利が下がり、限度額の枠が大きくなっていた。当然前回よりはたくさん借りてしまうわけである。自業自得だが、ながきに渡って「思う壺」にもはまっていたのである。なんとなさけない人生なのだろう。
しかし、それもあと少しで終わるかもしれない。まっとうな人生を手に入れることが出来るかもしれない。
とにかく、今回の手続きの申請に至ったのは妻の存在が大きかった。
彼女の理解が無ければ当然ながら前に進めなかったのは間違いない。平日の昼間にごろ寝している妻を見たときには、そんなぐうたらな日々なら少しパートにでもいったらどうかと腹を立てたこともあるが、正直この不況で働いたことの無い学歴も無い主婦が簡単に仕事は見つからないだろうし、本人が仕事に絶えれるはずもないだろう。今となっては今回強力して共に未来を作ろうとしてくれていることに本当に感謝している。
まだまだどうなるか決定はしていないので、一抹の不安はある。 知り合いで、このような手続きをした人を知らないし、全てがうまくいくことだけを考えて万が一なにか少しでも予期していないことが起こったときに躓かないように、少々の事があっても、気落ちせずに前向きに進める自分の心構えをしておこうと思う。
とにかく、もう前に進み始めたのだから、後に戻ることは出来ない。必ず、民事再生を裁判所に受理してもらわねば!きちんと進められるように頑張ろうと思う!
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