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2005/11/13(日)
疲れたのかな?/シャトー・ムートン・ロートシルト[1993]
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今日は、午前中に掃除をして、それからズート昼寝してました。 疲れたんでしょうか?
**今2本持ってるムートンの93年。飲み頃は〜20015年飲んでみようかな?ということでムートンの情報をひとつ***
シャトー・ムートン・ロートシルト[1993] パーカーポイント 90点
この見事につくられたワインは、このヴィンテージの掘り出し物と考えていいだろう。 暗い紫色を誇り、トーストとローストしたナッツやカシスの甘いブーケは、やっと開いてきたところだ。口に含むと、1990年や1989年のようなヴィンテージほどのボディとボリュームはないかもしれないが、果実味の豊かさと、甘く熟したワインの純粋さ、それにミディアムボディの傑出したバランスがある。この適度にタンニンのある、よく焦点の定まった、驚くほど豊かな1993年は、15年から20年も成長し続けそうだ。このワインには2種類のラベルがあるのでご注意を。元のラベルはバルテュスによる、繊細だが少しもいやらしくはない少女のヌードのポートレートだったのだが、アメリカではネオ・ピューリタンの反対によって使用されなかった。結果として起こったのが、最初のラベルの思惑買い。アメリカに輸入されたムートン=ロートシルトの「公式」ラベル、何も描かれない乳白色のラベルのものより何と50ドルも高い。 飲み頃予想:2004年から2015年 最終試飲月:97年1月 講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』 ***************************************** ムートン史上まれにみるダブルエチケット 「シャトー・ムートン・ロートシルト1993」 シャガールやピカソなど毎年有名な画家の手によってラベルが描かれることで知られるシャトー・ムートン・ロートシルト。 1993年のみ2種類のラベルが存在するのはご存知でしょうか。 少女の裸体を描いたラベルがアメリカでは問題となり、アメリカ用には特別に絵のない白ラベルがリリースされています。繊細さこそあれ少しもいやらしさなど感じられないこのラベル。描いた画家はフランスのシュールレアリスムの大家、バルティスでした。 皮肉なことに現在アメリカでは輸入禁止となった少女ラベルに人気が集まり、さらに両バージョンそろうことでかなりのプレミアがついています。 1993年は果実味豊かで渋味も繊細、ちょうど今年から飲み頃に入り2015年までお楽しみいただけます。
意外にも 映画「ディープ・インパクト」に登場 この映画は巨大惑星の地球衝突を描いたSFX超大作。人類危機の大災害にどう立ち向かい、地球最後の日を誰と過ごすかというテーマが涙を誘います。政府にが用意した巨大シェルターに避難できるのは50歳以下まで。主人公ジェニーの母親は高齢のためそこに入ることはできません。 そんな母が人生最後の夜を彩るために、ひとり飲むワインがムートン1993年なのです。幼い娘の写真を眺めながらこのワインを飲む母親…。 映画にはもちろん白いラベルが使われていますが、製作者は少女のラベルとジェニーの幼年時代を重ねる意味でこのワインを選んだものと思われます。 娘を想う切ない心情…。ワインの登場はほんの数秒でも、そこには見逃すことのできない深い想いが隠されているのです 羊にちなんだムートンのお話 * ムートンのラベルには二頭の羊の紋章がついています。 これはオーナーの星座がおひつじ座であることと「ムートン= 羊」の名前からきています。そのため画家が描くラベルの題材も、ひつじやブドウであることが多いのです。 * 1979年未年に、堂本尚郎氏が日本人初のムートン画家に選ばれています。 日本人では二番目のセツコ・バルティスもやはり未年の1991年に選ばれています。 * ムートンに合うお料理も羊です。 とくに同じ村で生産されたボルドーのポイヤック産乳飲み仔羊は、肉が非常に柔らかく繊細。きめ細やかさを備えるムートンとの相性は抜群です。 * ムートンに合うチーズもやはり羊乳!? と言いたいところですが…。 むしろ牛乳でできたフランス、ノルマンディー地方のカマンベールチーズのほうが相性が良いでしょう。
http://www.tokyu-dept.co.jp/foodshow/t/backnumber/w/w_20011001/
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