奏太朗成長日記
いのたか日記
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2005/02/22(火) カマスの理論
カマスという魚がいます。
カマスを数匹水槽に入れて、その後彼らの餌を入れるのですが、その時に、カマスと餌の間に透明なガラス板を入れておきます。
すると、カマスは餌に向かって泳いでいくのですが、当然のように途中のガラス板に当たって跳ね返されてしまいます。
カマスは餌に向かってガラス板にぶつかる、というこの動作を何度か繰り返しますが、そのうちに、「あの餌を採ることは出来ないんだ」という学習をします。
そこで、ガラスを外してみますが、すでに餌が取れない物だと学習してしまったカマスは、もう食べに行かなくなってしまいます。
折角カマスは餌を食べる能力があり、餌も取れるところにあるのに食べに行くことをしません。彼らがその能力を発揮出来るようにしてあげるのにはどうしたらいいのでしょうか????
これって組織の問題と一緒なんですよね。
今まで組織内である規制があったとします。その規制はある物だと思っているから、中にいる人材(カマス)はその規制の先にある、自分たちをハッピーにするものを取りに行こうとはしなくなってしまっているのです。
カマスの話に戻ると、その状態で、今まで水槽にいなかった別のカマスを入れてあげるとします。そうすると、そのカマスはガラス板があるとは知らないので、フツーに餌を取りに行き、その餌を食べるのです。
それを見た周りのカマスが「あれ、食べれるんだ。じゃあ、自分もあっちに行って食べよう」ということになるのです。
組織でも同じで、新しい変化をもたらす人材を外から入れてあげると、その人材は今までの人材がこだわっていた規制にこだわらず、普通に餌を取りに行きます。つまり、成果を得るのです。それを見て、今までの組織にいた人材も触発されて、それに従うようになるのです。


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