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2004/09/22(水)
これは意識の差か?
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今日はグチをこぼしたいとおもう あまり読んでも気持ちいいものではないから、読みたくない人は 読まないで欲しい。
いまぼくは北京の開発会社と仕事している。 いま流行の「オフショア開発」というやつだ 要件定義と設計書を日本でつくって、プログラム開発は 安い中国やインドに回すというやつです。
ぼくの会社の役割は、その設計書をつくって 北京に出して、わからないところに対して答える、 ということをやっている。はっきりいってときどきすごく頭にくるときがある
質問内容が、おそらく日本の会社同士ではありえないレベルなのだ ちょっと考えればわかるような内容をすぐ懸案表としてよこす
・説明はもっと具体的に ・これわからないからサンプルをつくってください ・FIXはいつですか?手戻りはしたくありません
とにかく「くれくれ」なのです。 これは日本の会社同士でやるならありえない話だと思います。 提案や決定ではないのです。問題指摘をした、以上!なのです。
これって何なんでしょうね 国民性でしょうか?プロ意識の方向性の違いでしょうか? 押し付けがましいかもしれませんが、日本の会社から「カネ」をもらっている以上、 「日本のやり方、考え方」に合わせるのがプロじゃないのかな、とおもいます。
中国に出すことによって、確かに「プログラミング」のコストはさがりました けど、其の前後で品質を確保するための日本側の作業で、高いコストと時間が かかるから、結局総合的なコストは同じような気がします。
システム業界のオフショア開発は、成功する可能性がとても低いのでは? とおもっております。日本人本来の品質を第一にするのであれば、 日本人のやり方をわかっている、日本人にお願いするのが最短かつ最速な 方法だと自分は思います。
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