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2005/09/18(日)
中秋の名月だって。
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先日、TRICK×TRICKERとQUIZにそれぞれ同じタイトル「月が落ちる前に」をUPしたのですが、それはただ、タイトルを思いついた時の月が綺麗だったから…
今日が中秋の名月だとは知りませんでした。
教えてくれてありがとう、まひろさん★
月つながりで乾いた月も頑張れよ自分…と重圧をかけながら。
今日はバイトで、「いま、会いにゆきます」の最終回はまだ見れていないのです。
見たい！
早く見たい！！(笑)
見ればー…という反応が返ってきそうです。
で、今日は昨日に比べて忙しい忙しい…灰まみれでした、気分が。
疲れたぶー(笑)
とりあえず日記を書き終えたら、録画したものを見ます。
何気に、帰りのバスの中でずっと「ブルース・ブラザーズ2000」のサントラを聞いていた所為で映画が見たくてしょうがない。
あ、先日の日記に書いたティム・バートン監督の新作、ストップモーションアニメーションは「コープスブライド」でした。
多分。
微妙にうろ覚えなんだよ…
そして「世界遺産」の新ナレーションはオダギリジョーですね、すまんな、ジョー、全部思い出すのが遅くなった(笑)
足が痛いよー
「いま会い」を見たらお絵描きに旅立ちます。
昨日、結局なじみのTRICKファンサイトさんの絵板で一時保存してきちゃったのさ。
書き途中のものを置いておくのってすごく抵抗があるんだけど、まぁ頑張って早く完成させたいと思います。
そうそう、この頃、ふとした表紙に思い出す歌があります。
二つね。
どーれみふぁ、そらしどーどしらーそーふぁーみれ、どーこへゆこおかなー…
多分歌詞違う、はじめてのおつかいのテーマソングね(笑)
もう一曲は小松未歩サンの「エニーバディズゲーム」（スペルがわからない）です。
好きなんだ、この曲。
ちょっとウエヤマソングにできるかも(笑)
さて、十五夜という事なのでこんなミニ小説を考えてみた。
〜月夜の晩に恋をして〜
「YOU、どうした？」
「え？」
奈緒子はぼんやりと、窓の外を見上げていた。
「何か、見えるのか？」
「あぁ…見えないなぁって思って」
「何が？」
少し寂しそうな、奈緒子の横顔はどうしてこんなにも美しいんだろうか…上田はふと思う。
「月」
「月？」
「ええ。今日、バイトしてたらお客さんが話してたんですよ」
「あぁ、今日は中秋の名月か」
そういえば大学でも学生たちが月見の計画を立てていたっけと、上田も思い出す。
「そう、それ。満月なんですよね、確か」
「ああ」
見たいなぁ…奈緒子の小さく呟く声に誘われるように、上田も窓辺へと寄った。
「見えないか？」
「見えないです」
不意に、上田の胸辺りに奈緒子の頭が触れた…ような気がした。
「…上田」
「…ん？」
「なんでそんな引っ付いてくるんだ」
ぴったりと、触れたような気がした奈緒子の頭は上田の胸元に。
「見えないんだよ」
「月が見えないってのはさっきから私が言ってるじゃないですか」
少し不機嫌そうな、奈緒子の声。
「…傍にいたいんだよ」
搾り出すように、上田は呟く。
「は？」
「すまん、気にするな」
名残惜しそうに離れて、顔を背ける。
「上田さん？」
どうしたんだろう？
どうしてなんだろう？
「おーい、上田？」
奈緒子の声が聞こえないわけではない。
むしろ、痛いくらい響く。
残る。
耳に、頭に。
胸に。
「う、え、だ、さん？」
くんっ…と、服の裾が引かれた。ハッとして振り返ると、目の前に、奈緒子。
「具合でも悪いんですか？」
少し潜めた眉、言葉を発する唇、白い肌。
わずかに揺れる、長く艶やかな黒髪。
何をしているんだろう…？
「う、うえ…だ？」
わからない…無意識的に、その身を抱きしめていた。
「すまん、少し、このまま…」
搾り出すように、一言。
抱きしめる奈緒子の肩越しに、見えた気がした。
青白く静かに輝く、丸い月。
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で、コチラはメィさんにリクエストしたら描いて頂けた素敵なイラストです。
「夜明け前の空」
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