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2005/03/10(木)
過去は真実だ
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例え間違った事実でも誤解でも、過去として認めた時からそれは真実になる。
否定するにも早くでなければ、人の心根に芽吹いてしまえば真実として代わる。 何度切っても根が残ってしまった限り、また芽吹く。 その度に刈ることをやめてしまえば、 やがて草原となり、草むらとなり。。。 どこを見てもそれだけになる。 背高い茂みに覆われて、何処に居るかもわからなくなっていく。
犯罪もそうだ。冤罪であっても、過去として成立した時にそれが真実なのだ。 声を上げても届かなくて、諦めた時から真実として世間に認められるように。
種を蒔いたのは誰か 芽吹かせたのは誰か 育てたのは誰か 一向に手入れを、草刈りを、根を抜こうとしなかったのは誰か
草を抜いたらと言ってみた。 このままだと成長してしまうよと言ってみた。 でも はらかく。怒る。
そして、成長してしまった。
過去は変えられない。と。 言ったのは事実だから。と。
そうやって草が広がる前に 何もしなかったのは誰なのか。
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