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2004/07/19(月)
去年の今日
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ふっと思い出すとあれは去年の今日だった・・・。 6人で山友達と富士山に行く予定でした。 友達からTELがあり早く出発できるようになったから早めに来てと。(私はもうすでに家を出ていた) 森之宮で車に乗り合わせ、楽しく出発〜!
ところが、阪神高速に入り20分程乗った時点で運転していた人がうっかりしていて左方向に車線をかえないといけないのに、気づくのが遅くて無理やりに行こうとしたので分岐帯に乗り上げてしまった。 その時、私は「ええ〜っ?? なんで車線を今から変えるの! 絶対に無理〜」と思った瞬間乗り上げていた。 事故というものは一瞬の魔の出来事で起こるのだ!と初めてこういう事故に遭って思った。 一瞬の差で大きな事故につながり、ほんとに恐ろしいことである。
私は前の座席の背に右手をついたので小指がみるみる腫れてきた。 他の人はみんな少しどこか打撲はあったが特に大きな怪我はなし。 30分以上45度程傾いた車の中で待機! 他の車を巻き込まず、誰も大きな怪我もなくて奇跡的な事故だったのがせめてもの不幸中の幸いである。 皆ショックで取り合えず、富士登山は又行けるので今回はやめようということに・・・。
車の持ち主は助手席に居た人で友達のご主人。 友達は折角準備をしてきているのにと私を気遣ってくれて「今晩は私の家に泊まって、明日は3人で湖西の山へ行こう」と・・・。 あくる日は湖西の山を歩いたが大雨になり、小指が痛くて軍手がはめられなかった。 小指が骨折していて楽器の発表会も断念〜。 色んな思いが頭の中で渦巻く・・・。
このお友達のご主人は神様のような人。 何度も一緒に山歩きをしたが、ほんとに心底から優しい。 「何でも挑戦したら慣れる」と言って山の歩き方を教えてくれた。 このご主人が4月に病気で亡くなられた。 去年の事故以来、私は気分的に山から何となく遠ざかっていたので すごくショックを受けた。 あの湖西の山歩きが最後になってしまった。 本当にお世話になりました。 どうぞ、安らかに。 そしてご家族を見守ってあげてください。
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