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2004/08/12(木)
隣の「まこと」
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昨夕、友達が家に来て開口一番に 「まことが死んだんやで〜」と教えてくれた。 「まこと」というのは私の家のお隣の柴犬。
お隣と言えばこの間おじいさんが亡くなられた所なのに又 「まこと」が亡くなってさぞかし淋しいことだろう・・・。
「まこと」は18歳ぐらいになると思う。 その頃は室内で飼うというのは「へえ〜っ?」と珍しく思っていたし家のロンは外飼いだったのでとても羨ましかった。
家のロンはよく吠えたし、いうことは聞かないし敷物はあっ!という間にぼろぼろにしてしまう。 それに比べて、隣の「まこと」はなんと大人しくて賢くて鳴かないし座布団が好きでいつもちゃんと上に座っている。 獣医さんに行っても置いてある座布団にちょこんと座るので「飼い主さんの言う事をきけますか?しつけをきちんとしてください」と言われたそうな!
ロンに座布団を敷いてやると5分もたたないうちに綿の海〜! 母が「今、座布団がどんな状態になってるかちょっと見てきてごらん!あんたはいくらあかんと言っても敷物をあげるけれど! 隣のまことを見てみ!座布団にちゃんと座ってるで!」と私は文句ばかり言われていた!
「まこと」はすごく可愛がられていたし人間同様の生活をしていた。散歩も1日3・4回排便に出かける。 お隣にお孫さんが産まれた時はやきもちから足を引きずって仮病を使ったらしい。
このすごく大人しい「まこと」も家の戸が少し開いていた時に外に出た。その時丁度散歩している犬とかち合い、その飼い主さんを噛んだ。 その犬と喧嘩状態になり散歩をしている飼い主さんが「まこと」を蹴ったみたいでその時噛み付いた模様! 私はその時、仕事から帰ってきたときで大変な騒ぎだった。 あの、大人しい「まこと」がと皆びっくりしたが、「まこと」にも言い分はあったのだろうが、やはり犬の習性は油断していてはいけないと痛感した。
この後、又普段の大人しい「まこと」であったがだんだんと歳を重ねて老化していくのを見るのはつらいものがある。 今、家と離れた場所で住んでいるので「まこと」を毎日みることはなかったけれどとても幸せだったと思う。 飼い主さんの気持ちを考えるとすごく辛い。 「まこと」安らかに!
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