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2004/08/15(日)
父のスパゲッティー
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朝方、ものすごい雨の音で目が覚める。 時間は短かったけれどすごい。 蒸し暑いし、なんとなく体も重くて、久しぶりに山の方に向かって散歩に行く。 5分ほど歩くとこの周辺は木々が多くて気温も1・2度は低いと思う。 山に歩きに来る人も多いので知らない人共「こんにちわ」と声を交わす。
でも雨上がりなので変な虫がカイにつかないかと気にかかる。 で、早めにUターンした。
☆ スパゲッティーを作ると、晩年父親が母を手伝って台所でスパゲッティーを作っていた時の姿を思い出した。 父は昔人間の超真面目で融通の効かないタイプで、私達子供は皆父と歯車が合わず反抗心を持っていた。 子煩悩な父なのだが、その現し方が子供にとっては固苦しくて怖いのだ。 厳格できっちりしていて神経質なだけに何でも器用だった。 人は皆、長所と短所は裏返し。 こう思えるようになったのは大人になってからである。 父が作ったスパが美味しかったので「すごく美味しいわ〜」と言うと「そうか〜?? ただ混ぜただけやけど・・・」という父。
昔の父はそんなことを言う父ではなくて「そらそうや!腕がいいから美味しいのや!」と冗談ではなく本気で言う父親なのだ。 なので、素直に「混ぜただけや」という父の言葉がずっと印象深く頭に残っていた。
私は普段あまりスパゲッティーは作らないが作ってみて腕をまくって左手にフライパンを持ち右手で混ぜている父の姿が鮮明に思い出された。 そして父の作ったスパゲッティーは本当に美味しかった事も!
☆☆ 今日の森林浴の散歩道で ☆☆
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