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2005/11/22(火)
バブ→ひ弱そうなボンバーマン
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加湿しないと生きていけません。 乾燥で唇が割れる時の衝撃といったらもう…。 こんばんは、けーすけです。
バブ。
皆さんは、この文字列を見てどう思われるでしょうか。
炭酸入浴剤。 肩こりや固まった筋肉をほぐすのに最適! この時期に風呂に入れると気持ちいいんだよねー。
とかでしょうか?
僕はイクラちゃんを思い出しました。
午後。 恐らく後期の授業の中で2番目にかったるい授業である「情報工学」。 その授業中の出来事でした。
講師のK辺先生がリピータハブについての説明をしている時。 僕はまじめに板書をノートに書き写していました。 K辺先生は黒板にリピータハブの説明を図で書き表していました。
ほむほむ…とその図を見ていると、K辺先生が「これがハブですね」と、黄色のチョークでハブに当たる部分を○で囲みます。 そして、こう書いたのです。
バブ
「ッ!?」
バ、バブ…!? それを見た瞬間、僕は爆笑するのをなんとか堪えきりました。 呼吸もまともに出来ず、肩を震わせていました。 僕が座っている席は最前列。 目の前で「バブ」と書かれてはたまったもんじゃありません。 先生は気づいてないのか、訂正するようなそぶりも見せません。 しばらくこの「バブ」という文字が気になって仕方ありませんでした。
中休みの時、クラスメイトと話すとみんなも気づいてたらしく、「バブ」と書かれた瞬間は、マンガで表すと教室中に「バブ?」という吹き出しが大量に浮いていたでしょう。
で、授業再開。
先ほどの「バブ」の余韻は消え、粛々と授業は進んでいきます。 授業が「仮想メモリ方式」の話になり、ここでも先生は図や絵を駆使し説明していきます。
この仮想メモリ方式は主記憶(メモリ)は「机」で、そこに入りきらなかったプログラムが「本棚」である補助記憶装置(ハードディスク)に格納される、と説明してました。
そしておもむろに机の絵を書き出しました。 まじめな僕は、ふむふむ…と黒板を見つめていました。 すると先生、なぜか机を書き終わると人の頭のような物を書き始めます。
机に座ってる人を書こうとしてるんだな…と思い、黙って見ていると。 なんか…ひ弱なボンバーマンがご誕生されましたよ…。 ひ弱そうなボンバーマンは、ボールのように顔が丸く、満面の笑み。 活発なのであろう、両手をいっぱいに広げています。 そして頭には髪の毛が一本…。
僕はもうそこで耐えられませんでした。 メガネを取り、顔を覆い、声を出さないことだけで精一杯でした。 まさか、「バブ」がツカミでこっちが本命だったとは…!
周りの人からも笑いが漏れ、先生もはにかんで笑いながら言います。 「私は絵が下手で、犬でも猫でも書く時はこうなんですよ…。(苦笑)」
え、ちょ、先生! 犬とか猫もそんなボンバーマンみたいのなんですか!? 爆笑を堪え、僕は心の中で突っ込んでいました。 あの作品を皆さんに見せることが出来なくて残念です…。
もうそれから、先生の一挙一動が面白くて仕方ありませんでした。 「スラッシングが多発し、主記憶とハードディスクの間で頻繁にデータのやり取りが起こるわけですね。」 と言うと、僕らのほうを見ながら黒板に書いた机と本棚の前で手を高速で伸ばしたり縮めたりするんです。 もうツボに入っちゃってる僕は先生がなにをやっても面白くて仕方がない。 先生に失礼だ、と思いつつも顔がニヤけてしまう。
先生のユーモアひとつで、つまらない授業も面白くなるのですね。
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