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2006/03/20(月)
F1マレーシアGP
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また、か…。 こんにちは、けーすけです。
昨日はF1マレーシアGPでした。 ルノーのジャンカルロ・フィジケラが優勝してルノーが開幕2連勝を飾りました。
予選の一番の見所はなんと言ってもニコ・ロズベルグ。 初めて走るサーキットにも関わらず、3番グリッドを獲得。 チームメイトのウェーバーも上位につけてウィリアムズの速さを証明しました。 そしてポールポジションはフィジケラ。
決勝がスタートしてすぐ、第4コーナで愛するキミ・ライコネンがいきなり挙動を乱してコースオフ。 そのままタイアバリアにリアから突っ込んでストップ。 もうその瞬間は顔を覆いました。 なんで…キミだけ…。
原因はクリエンとの衝突。 4コーナでクリエンが後ろから衝突して、リアサスペンションが破損したとか。
お願い…お願いだからグランプリを通じて無事に走らせてください、神様。
レースは終始トップを走るフィジケラと、それを追いかけるホンダ、ジェンソン・バトンと言う形。 中盤から去年のチャンプ、アロンソが2位争いに加わり、ピット作戦によりバトンをかわしました。
意外に速い、と言えばもう失礼になるウィリアムズ。 ケケが3番手スタートするもスタートに失敗して7番手まで下げる。 その後トラブルでリタイア。 リタイアするまでは結構いい走りしてました。 次戦も期待です。 そしてマーク・ウェーバー。 中盤にピットから出てきたアロンソを激しく攻め立てますが、パッシングするまでには至らず。 給油して重いはずのアロンソを抜けませんでした。 このあたりはやはりチャンピオンチームとの差が伺えます。 ウェーバーは決して遅くないドライバーですが、ちょいとエンジンが非力なような気がします。 でも、アレだけ走れると言うのはトータルパッケージとしては優れているんでしょう。
やはり予選から苦戦するトヨタ。 ラルフは予選は残念でしたが、トゥルーリはまたもやサードセッションに進めず。 首脳陣からもはっきりと問題はタイヤとのバランス、と言ってます。 今回は前回のバーレーンよりも路面がダスティではなかったので決勝ではもうちょっとマシな走りが出来るのでは?と思ってみてましたが、その通り。 ラルフが8位に入り1ポイント獲得。 トゥルーリも9位に入り二台がトップ10入り。 上昇が見られますが、次戦はまたダスティなオーストラリア、アルバートパークサーキット。 二週間でどれだけ改善できるか楽しみにしたいです。
そして、もう言葉が出ないマクラーレン。 キミはトラブルと言うことで仕方ないですが、去年からこうまでツキがないと、本人のモチベーションが心配です。 次戦あたりで今季初勝利を挙げて早く波に乗って欲しいです。
去年から元気がないモントーヤ。 昨季1勝を上げるもほとんど目立った走りをしません。 モントーヤらしからぬ堅実な走り、とでも言いましょうか。 フジテレビがつけた「コロンビアの暴れん坊」というニックネームが寒々しく聞こえます。 昨季のライコネンの走りを見れば速さは絶対にあると思うのですが、モントーヤがなぜか元気がない。 デビュー以来あれだけアグレッシブな走りを見せていたのに…。
モントーヤがマクラーレンに移籍して以来、1-2フィニッシュてないんじゃないんでしょうか? 僕的には二人がトップ2を形成し、本気でやりあうところを見てみたいんですが。 今の状態だったら1、2になったとしても、キミがちぎりそうだな…。
次戦はオーストラリアGP、アルバートパークサーキット。 普段は公園の周回道路として利用されている路面でのレース。 毎年クラッシュやいろんなトラブルが出るコースとしても有名です。 特に最終コーナのシケイン。 立ち上がりで壁すれすれでもスロットルを全開にして走るマシンを見るのはとてもエキサイティングです。
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