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2006/06/19(月)
割を食っているイベント
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ワールドカップ、日本もう駄目か…? こんばんは、けーすけです。
クロアチアに引き分けか。 予想通りっちゃあ、予想通りでしたね。
さて、サッカーとはまったく無縁の話。 先週末は世界3大レースのひとつ、ル・マン24時間レースが行われました。 4年に一度、ワールドカップと日程がかぶるので割を食っています。
ワールドカップで一番割を食ったのはアウディでしょう。 今年は新開発のアウディR10TDiというマシンを持ち込み、久しぶりにワークス参戦。 このR10、ル・マン史上初のディーゼルエンジンを積んだマシンです。 しかも予選ではフロントロゥを独占。 決勝でも優勝とまさに歴史的な記録づくめのレースとなったのです。
どのくらい歴史的かというと、日本代表がワールドカップで優勝するくらい。 そんな感じです。 普通のガソリンではなく、ディーゼル燃料で走ってたんです。 構造的にはモクモクと黒い煙を出すトラックと同じエンジンで勝っちゃったんです。 まぁ、ヨーロッパ、特にニュルブルクリンク24時間レースやスパ・フランコルシャン24時間レースなどではアウディやBMWのディーゼルエンジンのツーリングカーが活躍してた実績はあります。
しかし、今回アウディはル・マン24時間、しかもレーシングスポーツカー(プロトタイプカー)で偉業を成し遂げました。 まったくもってモータースポーツ界においては歴史的な1勝だったのです。
2位には去年と同じくペスカローロスポーツ。 ペスカローロおじさん、今年も勝てませんでしたねぇ。 何気に一番応援してたのでちょっと悔しいです。
そして、ACO(ル・マン24時間の主催者)からこんな発表が。 2010年からLMP1クラスはオープンボディではなく、クローズドボディとするとのこと。 これにより、各車の特色をいっそう顕著に出来るんだとか。 これはかなり疑問な理由ですね。
現にアウディのマシン(R8やR10)をレースを知らない人が見てもアウディっぽいと思えるデザインですから。 たしかに、クローズドボディのほうが市販車にイメージは近くなりますし、オープンボディだとレーシングカーのイメージが強く出ますからね。
ACOはこのレギュレーションにより大メーカーのワークス参加を増やしたいんだろうなぁ。 おそらく、メルセデス、日産あたりを狙ってるんではないかと思います。
ポルシェはLMP2クラスで来年の参加を決めてるし、フェラーリやトヨタはF1で忙しいのでワークス参加はありえないし。 プジョーが来年からディーゼルエンジンで参加。
ふむ、こうやって見ると日産あたりがまた本気でル・マンを目指してきそうな感じはあります。 トヨタ、ルノーはF1から撤退すれば可能性はあるかも? そして日本で唯一ル・マンを制覇したメーカー、マツダが動けば日本国内でもまた注目度が上がりテレビ放送が再開されるかも。
ぜひ日本のメーカーに参戦して欲しいです。
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