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2005/05/29(日) 正直な話
僕は自分が何をしようとしているのか、多分よくわかっていなかったし、今でもわかっていないのだ。微塵と話してわかったことの一つは、僕が持っている大ざっぱな展望みたいなものは、もともと昔から持っていたもので、それに何か具体的な根拠があるわけでもないし、またそれを裏付けようという意志を持っていたわけでもない。それは最初から自分のなかに見えない形であって、僕を突き動かしてきた何かなのだ。そして、多分そんなことはどうでもよかった。認識の正しさといったことに気が向かないのだ。

もう一つ、僕と哲学の関係についてだが、僕はある時期から哲学に対する関心を基本的に失っていると思う。僕は自分が哲学をやっているというつもりがない。科学をやっているという自覚もないけど、むしろ哲学とは何かということを外側から見ようとしている感じなのかもしれない。つまり、哲学を内側から食い破ってやろうとは思っていないのだろう。もちろん哲学とは何かということを僕は知らないし、外側から哲学について何か批評めいたことをやろうと思っているわけでもないと思う。

このように言っていくと、すごく斜に構えているように聞こえるかもしれないが、全然そうではないと自分では思っている。普通に考えれば、どうしようもなく困難な課題であり、展望を語ること自体がデムパの世界だと思えるような大風呂敷の世界。しかし、これらの問題を解決する鍵がどこにあるのかということを考え続けてきたことだけは確かで、そこには少しも斜に構えているという意識はないと思う。

この問題を解く鍵は対人関係にあるのだという気持ちは、今も全然変わっていない。そして、それを解決するための準備は、どうも既に整っているような気がするのだ。

微塵と集中的にいろいろ話すなかで、自分のなかに兆したぼんやりとした違和感の正体をまとめると、こんなものかと今思う。これは単なる構えの確認にほかならないけれども、同時に、自分がいままでやってきたことの意味をとらえ返すことでもあると思う。そして、これがクリアになればなるほど、自分なりの展望もまたクリアになっていくと思う。

微塵の世界と僕の世界が、思いの外遠くないということは、強く感じる。ただし、微妙にかつ深刻にずれていると思う。このずれのおかげで、僕は微塵の世界観を手放しで受け入れられないし、微塵にとっても多分そうなのだろうと推察する。しかし、そんなことは本当はどうでもよくて、ただ、微塵の世界と僕の世界が共有しているある「部分」は、実はお互いに見えていない部分にあるのだと思っている。さて、ではそれが何かということは、これからの問題だと思うw


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