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2007/01/18(木)
宿題『職業について学ぼう』その1
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協力して〜!と、お友達の長男君(中学1年)からメールが来ました。 冬休みの宿題なのですが、自分で10個質問を考え、最低2人、できたら5人に 職業についていろいろ聞き レポートをまとめるそうです^^;
お答えした内容は・・・
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1、職業を教えて下さい。
訪問美容師です。
私の場合ですが… 美容室内でできること全てを、出張でやっています。
(訪問美容師と言っても、いろいろな美容師さんが いらっしゃいますので 「カットしか出張しない」など… 仕事内容は皆さん違います)
2、勤務時間と、仕事の内容を教えてください。
営業時間:午前9:00〜午後5:00
訪問美容師の仕事の内容は 病気や障害、認知症(その他、精神的な障害など…)により ご自身で、理・美容室へいかれない方の ご自宅や、施設、病院などに出張させていただくパーマ屋さんです。
その他、花嫁さん、冠婚葬祭の参列者への直前の着付け、ヘアメークなど。
注意)どなたにも出張してやっていいわけではありません。 美容師法という、厳しい法律があり原則として、業務は、美容院内でしか行ってはいけません。 ただし、『特例』として、、、上記の方々には出張をしていいことになっています。
3、1日の仕事の具体的な内容を教えてください。
予約時間 パーマ、ヘアカラー受け付け時間 午前9:00〜午後2:00
その他のメニューの受け付け時間 (カット、エステ、シャンプーブローなど) 午前9:00〜午後4:00
毎日、仕事の内容が決まっているわけではありません。 ほとんどが個人のお家への出張になりますので出張場所や、メニューにより変わってきます。
4、仕事に必要な資格や免許はありますか?ある場合は資格の種類と、とる方法を教えてください。
資格は、美容師免許が必要です。(ですが、介護ヘルパー2級もあると、もっといいです^^v)
美容学校(2年)、美容学校通信過程(3年) 卒業後、国家試験が受かると、美容師免許が所得できます。
訪問美容師と言っても、普通の『美容師さん』なので、法律的に資格は、美容師免許があればできますが… 訪問美容師は、技術者であることが条件です。
国家試験が受かったからと言ってもすぐに『技術者』になれるわけではありません。 最低5〜6年かかって、美容室内での全ての仕事ができる技術者になれます。
~~~~以下は、美容師の仕事のご説明~~~~
国家試験後、美容室に入店して、初仕事はシャンプー練習。 2年目あたりから、パーマを巻く練習やカラーリング(毛染め)同時にカット練習などをします。 美容師資格を持ち、技術者を目指して練習中の人は、中間生(または、アシスタント)とよびます。 また、昼間は美容室で働きながら美容学校の通信課程などを平行し、国家試験を目指してる人を、、、 アシスタント(見習い?)と呼んでいます。
5、今の仕事を選んだ理由と、決意した年齢を教えてください。
美容師になりたいと思ったのは、中学の頃です。 母も、叔母も、理容師なので、手に職をつけたいとその頃から思っていました。 理容師ではなく、美容師を選んだ理由は、着付け、メークなど、仕事の幅も広かったからです。
訪問美容を始めようと決意したのは3?歳くらいの時です。 自分で美容院を出そうか、訪問美容専門でやろうか、 転職しようか迷いましたが、 この『訪問美容』と言う形をとりました。
6、仕事をしていて、楽しい事嬉しい事は何ですか?
髪を触る事が好きなので、その方に似合うヘアースタイルを作り上げることは、とても楽しいです。 お客様とのおしゃべりも、楽しいです♪
仕上がりを見てくださり、気に入っていただけたときは嬉しいです。 皆さん、ご自身で美容室にいかれない方ばかりなので「とてもサッパリした」など、お言葉いただいたり 見るからに表情が変わっていく姿を見ることが、とても嬉しいです。
7、つらいと感じる事はありますか? もしあれば、それはどんなときですか?
美容室内での仕事と違って確かに重労働です…^^; 車椅子の方も多く、高さの調節できる美容椅子のないところでの仕事が当たり前なので 腰を傷める美容師さんも、多いようです。
私は、仕事の内容そのものではキツイとか辛いと感じる事はそれほどないのですが… 前回お会いした時よりも、お客様のご病気が進行していらっしゃる時などは、辛いものがあります。 そして、、、そんな状態での訪問が何度か続き「お亡くなりになられた…」との ご連絡をいただく時は何よりも辛いです。
・・・続く
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