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2005/10/09(日)
タクシーの運転手さん
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レンタカーや人の車に載らない限り、ピアノなどの機材は全部電車で運ぶわけですが、急いでたり、天候が怪しかったり、あまりにも電車が込んで迷惑って時はタクシーに乗ります。あと、電車に乗るまでの最寄の駅へもタクシーに乗りますね。タクシーに乗るとき必ず運転手さんは「それ、載せるの?無理だよ」と、私の鍵盤を見て怪訝そうな顔をなさります。すかさず「いつも乗せてますっ!足のうえに抱えて載りますからっ!」と言って強引に乗るわけです。
昨日は行き、浦和駅まで天候が怪しくて、急いでたのでタクシーでした。運転手さん、やっぱり言いました。「それ無理だよ」。でも何とか乗りました。運転手さんは無口です。でも私は心が急いでいたけど小心者なので直に‘急いで下さい’と言えず「今日道混んでますか?ちょっと急いでるんですが・・・」と聴きました。そうしたら「線路沿いに行けばそうでもないかも。何時に入ればいいの?*ここで何かの演奏に行くと思ってたらしいことが発覚**」「11時なんですけど不可能だから10分遅れぐらいで」、と答えました。そうしたら運転手さん無口なんですがすごく道が詳しいみたいで飛ばすし、裏道いっぱい知っててすいてる道を選んで本当に10分遅れで着きました!すごい。「凄いでしょ?」と最後ボソッと言いました。ピアノも車から引っ張ってくれました。いい人。
帰りは応援に来てくれた方に電車で近くの駅まで一緒に運んでもらい、最寄の駅でタクシーに乗りました。「それ載るの?」のやりとりはやっぱりありまして(笑)。あと、多い質問は「それ何?」ですかね。「電子ピアノです」というと、その運転手さんの弟さんの奥様がピアノの先生で、教室を持ってて、音大を出ただとか、経歴や現在やってることとか、ずーっとお話してくれました。(外国に留学までして、いまヤマハの音楽コンクールの審査員やってるそうです)。「ピアノの先生って儲かるんだよなー」といっておられました。
対照的なお二人の方にお会いできてよかったです
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