|
2005/08/02(火)
TVにでていた仲間
|
|
|
昨日の夜のニュースで、びっくり!知り合いがTVにでていました。 そのニュースではトピックスとして‘事故などによって脳に損傷を負い、記憶障害に悩む若者’を取り上げていました。交通事故やスポーツ事故などによって頭部を強く打ち、脳に損傷を負った場合、記憶力の著しい低下や人格変化、行動障害、感情障害などの症状が出る場合があります。(一般に高次脳機能障害といいます)。十代の若い方から働き盛りの方、様々です。もちろんそういった症状に対応するリハビリも取り組まれていますがまだ充分ではなく、現実には現場に復帰できる方や新しく就職できる方はごくわずか。私もそういった症状を持つ方のリハビリにすくなからず関わりましたが正直どうしていいかわからないのです。その症状を本人が自覚できるのならまだ糸口は見つかりますが、病院ではパズルや計算問題、メモをして忘れないようにする、といった記憶や認知面に対するトレーニングをする他ありませんでした。 話は戻ります。その取材では高次脳機能障害に悩む若い人たちのために地域に作業所を作って、ペット用のクッキーを製造、販売をしている、私と同じ職種の作業療法士のMさんをインタビューしていました。Mさんは昔、よく研修会を開いていた大きなリハビリセンターで働いていて、熱心に勉強したりスタッフとして動いていました。そのリハセンターは脊髄(頚椎)損傷や頭部損傷を負った方の社会復帰までの総合的なリハビリを専門としているところです。車椅子バスケットなんかもしていましたね。私も当時はよく研修会に参加していたので一緒にグループワークをしたり、話したりしていました。明るい女の子でした。その彼女が作業所を立ち上げ、社会復帰を支援していて、がんばっていました。 ちょっと勇気とパワーをもらった気がしました。
|
|
|