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2005/07/06(水)
*黒い鳩*
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何度も愛してると囁いた。 何度も一緒にいようと誓い合った。 死ぬときは一緒だと。 疑うこともなく、当たり前のように思っていた。 それでもいつしかお前はオレの前からいなくなり、 いつしかお前がいないのが当たり前になっていた。 それでも信じていた。 死ぬときは一緒だと。 疑うことも無く当たり前のように思っていた。 死ぬ前にこの目に映すのはお前以外にいないと思っていた。 お前をこの体に刻み込んで、胸も、手も、足も、全てをお前で一杯に して消えていくのだと思っていた。 最期に想うのはお前が良いと思っていた。 けれど。 今このかすむ目がぼんやりと映す姿は誰のものだろうか。 もうほとんど見えては居ないけれど、お前ではない誰かだ。 お前ではない誰かで、今、オレは満たされていた。 遠く届かないところへお前は逝った。 逝かせたのはオレだ。 お前は最期にオレの姿を目に焼き付けながら愛していると囁いた。 それなのに、オレは今、お前以外の誰かに満たされて、それを幸せだと感じている。 嬉しいと思っている。 そしてオレはあの時のお前と同じ言葉をお前以外に残していくのだ。 愛してると、お前以外に囁いて、オレは消えていく。 ああ。 ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。 お前以外を愛してごめんなさい。 今からお前のところに行くから。 今度こそずっと一緒にいるから。 お前は許してくれるかな。 その瞳に優しい光を宿して、笑ってくれるかな。
やがてゆっくりと暗い闇がオレを覆い、何も見えなくなった。 闇の中で聞こえたのは、あの日と同じ囁きだった。
久しぶりの日記がこれでごめんなさい・・ 特にカップリング意識していないので、好きに想像してください・・(想像したくないよー!) 来週のゼミは面接テストらしいです・・(がたがた) 噛み噛みなのは間違いないわ・・orz; ・・今日先生が一瞬白目を剥いたので本気でビックリしました・・
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