小坊主の雑日記
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2004/10/14(木) ●生活を見直してみようと思う今日この頃
■あなたはどうやって生きますか?

ここ数年の傾向として、個人向けビジネスの対象者が、若年層から高年齢層に移行してますね。

一昔前までは「働いているお父さん達より、親からおこづかいを貰いながらバイトしている子供の方が金を持っている」
と言われましたが、子供相手に荒稼ぎするのはコ○ミやセ○などのカードコレクトビジネスに見られるように、所詮は親を巻き込んで稼ぐという図式ですからね。
その親が貧乏になれば、子供の財政など簡単に破綻するでしょう。無いものは無いんだから。

そんな中、やはり高年齢層はお金を持ってますからね。
このあたりの人は、仕事を続けている人はそれなりのステータスと給与を、そうでない人は退職金に年金受給生活としている人が多いですからね。

そんな高齢者階層を、博報堂はエルダー層と呼んでいるそうです。
正確に言うと、50〜64歳までをエルダー導入期、65歳以上をエルダー本格期と命名して、「現代においてのヒット商品を生み出すのはエルダー層による大規模消費」と分析しています。

たとえば日産の新型コンパクトカー「ティーダ」の売れ行きが好調なのもこの一例でしょう。
実はこの車のターゲット層も40代以上なんですよね。

まぁ、三菱系からの買い換えた人とかもいるんでしょうけどね。

他にも「氷川きよし」「綾小路きみまろ」「冬のソナタ」などはエルダー層が火付け役になっているそうで。

それに50過ぎの人とかって若年層に比べて元々、お金を使わないしね。そんなに食べないし、着飾ったりもあまりしないし。(暴言?)
ホントはそんなに金持ちではないかもしれないんだけど、使える金は多いのでしょうね。

統計をみても、60代の約50%が「お金もあって、時間もある」と答えているのに対し、一番きついのが30代。
約35%の人間が「金も無ければ、暇も無い」と答えており、各世代でダントツのトップになってます。

金が余ってんなら、年金なんて廃止しろよ!と言いたくなるのが本音。

お金のかからない趣味を持って、ゲームも年に1回買う程度で、出世しない代わりに残業もしない生活にシフトできれば、そこそこ余裕のある生活はできるのでしょうけどね。

いままでのような大量消費スタイルは、もう社会システムとして破綻していますからね。
だって、根本となる景気はしばらく回復しないでしょうから。

景気を回復させるキーワードってものは「これからは収入も増えて生活がより楽になるよ〜」という雰囲気を作ることが最大のポイントだと個人的には思っていますが、そう言う対策は政府は何もしないですから。
だって、どうしようもないからね。日本の国政自体が破綻しているんだし。

だから、別の政策で話題をすり替えながら、しばらくは税収を上げる事で少しでも傷口をふさごうとしているんだよね。
でも、あの公務員の無駄遣いを見てたら、なにやっても無駄だと思うけどな。

「倒産」という名の企業淘汰は、発生率こそ緩やかになるかもしれないが、まだまだ続いていくよ。

冷静に考えてみたら、いまのゲームソフトメーカーの乱立なんて、はっきり言って異常としかいえない。
それに毎週の様に大量発表される新作ラインナップ。あれも今の僕にはゲーム業界の断末魔に聞こえて仕方が無い。

僕はゲームが好きだ。
毎日の生活に疲れて遊ぶ気力は失っているものの、ゲームというメディアの素晴らしさはよく理解しているつもりだ。

だからといって、いまのバブルの名残りのようなゲーム業界を守ろうなんて気は、正直言って全く無い。
こんな言い方をするのはゲーム業界の人たちには悪いけど、過去作品を使いまわしたり、前作のマイナーチェンジで誤魔化されるのは、汗水流して稼いだ金を払っている側にとっては非常に不愉快なんだよ。そんなのはクリエイターとしての仕事じゃない。
斬新で理屈抜きに「面白い!」と思うゲームなら買うけど、そんな価値も無いゲームに貴重な時間を費やすのはいいかげん嫌気が差してきているんだよ。

もう、昔みたいに一週間に何本もゲームを買うことは無いでしょうね。
体は一つしかない。だったらゲームも一つだけあれは当面は十分だ。
こんな当たり前の事に実感するのに、情けないがこの歳になるまでかかった。

この国の人間は皆、いままで消費に踊らされてきました。メディアに乗せられ、「人より良いもの」「新しいもの」「話題になるもの」を追い求めてきました。
しかし、人としての「ゆとり」とは一体何なのか、日本人全員が本気で考える時期が迫ってきているのでしょう。

最初はエルダー層の話をしていたのに、なんでこんな話になったんだろう・・・


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