小坊主の雑日記
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2006/10/09(月) ●早いもので、もう10月か・・・
■近況報告

気がついたら、もう10月ですか〜

仕事に追われまくっている状態で、まともにネットもしてませんでした・・・


新しい仕事に就いて、ようやく2ヶ月が過ぎようとしています。

その間、色々なことがありました。


改めて感じさせられたのは、学校での教育と言うものが完全に破綻しているという事。

いまの中学校って、勉学に対する指導なんてしないんですなぁ。
「とりあえず、不満を抱かずに卒業してくれ」って感じで、生徒の成績が悪くても保護者にアドバイスもしなければ、保護者から今後の進路の相談をされてもまともに答えられない。
教科書なんて、文字が大きくて挿絵も多く、「これで受験の学力なんて養えないだろ〜?」ってものだ。

ましてや、まともに授業もやってないのだから、生徒の学力も伸びないよな。
だって学校の先生は、授業そのものを自習にして生徒をほったらかしにして、自分は職員室で論文のレポート書いてるやつがゴロゴロしてるんだぜ?

それで、授業でやってないところも平然と試験の範囲に入れる(授業進度が遅れるわけには行かないから)ような真似したら、子供の勉強する気もなくなるってもんだ。


授業自体が崩壊状態で、部活などで学校自体の評判をあげることに躍起になって、最後に高校受験の時期になって「学校ではその個人の能力に合った高校へ進学を勧めます。君は学力が高くないから○○高校しかダメだね。」と、平然とヘタレな高校に放り込むことで自分の仕事が終わりだと思っているサラリーマン的教師が異常に多いのだそうだ。

「学力が無い」のではなく、お前らが「生徒の学力を育てなかった」んだろがぁぁぁ!!

いまの中学校には、別に進学校に行ってもらうつもりなぞ、最初からさらさら無いのだ。
「ゆとり教育」とやらの悪影響で、『学力重視=悪』だという風潮があるようだ。

いまは少子化で、学校の数だけは多いので、高校に行くだけならどこでもいけるだろ。
でも、将来の目標が特になく、社会に出たときに学歴で不利になりたくなければ、進学校に行かざるを得ないのが現実だ。

だけど、学力の格差は異常なほど開いている。
一言で言えば『進学校』と『底辺の学校』の2種類しかなく、一昔前にあった『真ん中のレベル』ってものが無い。

学歴重視する社会を非難する人が多いが、「なぜ会社に就職する際に学歴を重視するのかをちゃんと理解しているのか、お前は?」と問い詰めたい。

勉強なんて、誰だって嫌なものである。
結局、幼児期から中学の頃までの間に、その嫌なことを我慢して頑張れたか?と表すバロメーターが『学歴』なのだ。

子供のときに頑張ることが出来なかったやつに、大人になってから頑張れといっても酷だし、それは実際に無理な話だろ?

会社もそれはよく理解しているのだ。
自分の楽に方に流されて生きてきた人間なんて、信用できないから。


それが解っているから、親は塾に行かせる。

学校がこんなざまでは、塾は永遠になくならないなぁ〜・・・とつくづく思った。


でも、子供のしつけが出来てない親って、ホントに多いなぁ。

家では甘やかされて、学校では自由気ままに過ごして(学校の先生は何も言わない)いる子供は、塾に来ても同じように自分中心で行動しようとする。

「親の顔が見てみたいわ、ホンマに!」と思っていたら、つい先日、保護者を交えた三者面談をする機会があったので初めて親の顔をみたが・・・なるほど、この親なら子供もこんな風になるね、と納得してしまった。
その子供が将来、自分が親になったときにどんな子供が生まれるのか・・・とても不安だ。


なんだかんだで、日本は裕福だ。
それが親が子供を甘やかす根源になっているような気がする。

いま、うちの教室に通っている中学生の半分がこのままでは将来、ニートになると感じる。

特に女の子の親は、別にそれでもいいと半分本気で思っている輩がいる。
「仕事なんかしなくていいから、一生家事手伝いで自宅で過ごせ」・・・と。

子供を育てるのは、エサと小遣いやることではない。

子供を「人として育てたい」のか、それとも「愛玩動物として育てたい」のか、本気で疑ってしまう親が多い。


色々ありすぎて、書ききれないのですが・・・最後にこれだけは言わせて欲しい。


ゆとり教育なんてものは、理想だけはご立派だが、実現するには難しい共産主義みたいなもの。


ゆとり教育推進者の罪は、死んでも償えないほど大きいぞ、ホントに。


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