小坊主の雑日記
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2007/03/03(土) ●さらば塾講師!(その@)
しばらくぶりの更新でございます。

うわぁ・・・2月は一回も日記書いてない・・・


さて、現在、塾では県立高校の受験を控えて、かなりの正念場を迎えております。

しかし、親はエライコッチャと大騒ぎしている状況の中で、肝心の生徒はまるで他人事のように感じている連中も多く、緊張感のカケラも無い連中も珍しくありません。

いいですねぇ。親が甘やかしてくれる家庭は。
うちの塾、ニート予備軍がわらわらいるんですけど。

「高校にいけないのなら、家を出で一人で生きていけ〜!」

ぐらい言うの親、いないもんなぁ。
親にずっと甘やかされて生きてきたから、世の中を舐めきった連中がゴロゴロいる美しい国・日本。


さて、そんな塾業界とも、おサラバすることとなりました。

そう、塾を辞めるんですわ。
銀行を飛び出してまで就職したのに、半年足らずで再転職〜あはははははははははははは〜

なんで転職するのかと言うと、いま勤務している塾会社が、いわゆるブラック企業の要素が高すぎるんなんですわ。

ブラック企業と言うと、『休日出勤・サービス残業が蔓延化し、社長のワンマン経営陣よる会社の私物化されたもの』って感じなんですけど、まさにその典型例なんですよね。

しかも、将来的に経営の見通しが立たないとなんると、早期撤退するしかないわけで・・・


とりあえず、この半年間にわたる経緯を、取りまとめてレポートしたいと思います。


僕が以前、銀行に勤務しながら転職活動に勤しんでいた頃、僕はいつも昼ごはんを買いに行っていたスーパーでGETした『三重就職情報(正社員版)』を、駅の待合室で読み漁るのが日課になっていた。

三重就職情報・・・そう、それは2ちゃんで『三重臭』と呼ばれ、DQN企業しか掲載していないことで有名な雑誌であった。

その頃の僕はそんなことも知らずに、自分の新天地を模索していた。


そんな中、自分がかつてアルバイトをしていたこともあり、将来的に独立を目指すうえで学習塾での勤務は興味をそそるものであった。
新卒時には今後の少子化が懸念されていたため、就職を避けた業種ではあるが、将来的にはやってみたかったのは事実だ。


そして・・・今の会社が掲載されているのを発見してしまったのだ。


僕は早速、人事担当者に連絡を取り、履歴書を持って面接に行った。

人事担当と名乗った人物は、実はその会社の代表取締役社長であった。

他の社員がいないようならいざ知らず、いきなり社長と面談!



その時、社長は熱く語りかけてきましたよ。

「社員のために、もっともっと会社を大きくしたい。」
「当面の目標は、県内最大手である『e○su』を抜く規模に成長させたい。」
「近々、株式の上場を考えている」
「当面は一校舎の運営をしてもらい、業績によっては数年後には役員として活躍して欲しい」


いやはや、いま考えると「夢幻の如く」という言葉が思い浮かびます。


聞くと、僕と同い年で、3年前に先代の社長(現・会長)から会社を受け継いだとの事。

自分と同い年で、これだけ頑張っている人と仕事をするのもいいかもなぁ・・・と、その時は素直に思いました。

実情が解ってなかったからね。


で、「日を改めて、貴方に運営を任せたい校舎に一度見学してもらうついでに、常務とも面談して欲しい」との事。


確かに自分の仕事場を事前確認するのは悪くない。

数日後、指定された時間に自分の新しい職場を訪れました。


校舎はどこにでもあるような、安っぽいコンビニのようなテナントでしたが、校舎はまだ最近に建てたばかりで新しいので、「まぁ、悪くないんじゃない?」ってのが正直な感想。


中に入るとすでに授業の真っ最中。

にこやかな笑顔を見せながら出迎えた常務と、面談室に入るや否や・・・


「僕、貴方の履歴書を社長から受け取ってないから読んでないんだけと、銀行の方なんでしたっけ?」



はぁ?( ̄□ ̄;)

お前、すでに提出している履歴書も読まずに、どうやって面接するんだよ?

この時に気付くべきでした。
この会社の社内情報伝達の悪さと、行き当たりばったりな社風を・・・


とりあえず疑問を無理やり押さえ込んで、ひと通り簡単な話をしていると・・・


「この面接をもって、内定と思ってください」



えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?Σ( ̄ロ ̄lll)


俺、社長と常務の2人に、雑談程度の話しかしてないんですけど?


結局、その後1時間ほど見学して、そのまま帰宅した。

もちろん、交通費等は出ない。


・・・転職って、こんなに簡単にいくものだったっけ?

頭の中にかなり疑問を抱えたまま、しばらく過ごした。


しかも、その後で書面による内定通知書も来ない。

あまりにも不安だったので、人事担当者兼社長(笑)に電話して、「ほんとに内定なのか心配なので、書面による内定通知書をください」と言ったぐらいだ。

そうしたら社長は「それなら常務から発行させるから、心配しないでいいよ」と言われて、結局はなにも送られてこなかったという有様。


正式な入社まで、約2週間ほど研修と言う名の無償アルバイトをさせていただきましたよ。

いま考えると、これもかなりムカつきましたけどね。


そして正式に入社をして、校舎運営に携わることで、徐々に判明する訳です。

この業界が持っている独特の暗黒面と、さらに輪をかけてひどい会社の惨状を・・・


(つづく)


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