くみGONの「ひとり言」
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2006/10/04(水) 目指すもの
昨日はおめでとうメールを友人達からもらって
嬉しかったです。みんな ありがとう〜
また昨日のひとりごとでは意味深とも取れる書き方を
してたらしく・・・誤解をさせてしまったようですが
誕生日は子供達と過ごしました
未来の恋人にはまだ出会ってません 苦笑

さてさてそろそろ本題に入りたいと思うんですが
ここ数年 私が疑問に思ってたことがあります
それは「目指すもの」に対してのステイタスです。
私が音楽で目指しているものは ここにも何度も書きましたが
沢山の人に自分の想いを歌詞に変換して届けるという事
なんだけど でもプロになりたいって事ではないんです

若い頃 プロダクションに入り嫌な部分も見てるからかも
しれないし 自分の実力もあるし 生活もあるからです。
だからと言って 趣味だからと手を抜いたこともありません
逆に仕事よりも母親業よりも熱が入ってるくらいです

ここ数年音楽を通していろんな人と出会い 演奏をしてみて
「趣味なんだから無理しない」とか「楽しさ」だけを
求めるのが多いのに気がつきます(そうでない人も沢山います)
メンバー募集の音楽用語でよく使われる「プロ志向アマ志向」
というのがありますが 私の場合 プロは目指してないけど
プロみたいな気持ちでやります・・・という事になります
う〜ん ややこしいですね

完成度の高い音楽というのは やはり1つのポジションを
独自のカラーで極めることじゃないでしょうか
私は中学3年で吹奏楽部に入部しました
顧問は大反対です。受験生だし足手まといだったし。
でもこんな私は言い出したら諦めません
スコアーも読めるようになりたいし 
ギター以外をやってみたかったし・・・

本音を言うとサックスをやりたかったんですけどね
顧問に「これからじゃ吹けるようになる頃卒業よ」
「それでもいいです」って言ったんだけど 
「今からなら打楽器ね それならいいわ」と言われました
やりたい楽器は出来ないけど他にやるべき事が沢山あったので
結局その条件を呑みました

今思うと あの時「サックスじゃなきゃ入部しない」と
決めていたら みんなと同じ夢をみさせてもらったあの瞬間を
味わえないなら サックスをやっても挫折しただけだと思う
で その後高校は吹奏楽のコンクールで有名な学校に入りました
そこでも「サックスやりたい」病が出たんですが
実力派の吹奏楽部が超初心者を入れるわけもなく
(すぐ使えないしね)またしても夢に終わりました

それでも私は軽音楽部と2重生活をしながら過ごしていました
文化祭はバンドと吹奏楽と掛け持ち。座席に座るときは
演劇部の時ぐらいでした
それでも最後にはどちらかを選択しなきゃいけない時期が来て
私は全国大会目指す吹奏楽部に決めるのです

今でもあの怖さを思い出しますが指揮者の湯本さんという方が
君臨してたんですよ その湯本さんに
「お前はどちらも中途半端にするのか?あの夏の練習で
血だらけになってるお前を見て 俺は一緒にやりたいけどな」
と言われたんです。先輩も同期も休み時間になるたび
熱心に誘いに来てくれました

私には音楽プロダクションに入る夢がありましたから
高校生活はバンド一色で染める覚悟をしてました
でも実態は軽音楽に行けば 人に教えたり あまり熱心に
練習してないのがわかり うんざりすることが多かったんです
それよりジャンルが違うとはいえ みんなで1つの目標を
頑張ることの苦しさや楽しさを味わってしまった以上
私は迷うこともなく 自分の希望とは離れたものを選択しました

少し練習に詰まれば フルートやクラリネットを友人から
譲り受け 練習して挫折して気分転換はしてました。
そうゆう時間も必要だと思います
時には 良い物を作るのに 希望しない楽器かもしれないし
苦手な楽器をやらなきゃいけない時もあるでしょう
それでも 目指すもののコンセプト(概念)が何処にあるか?
見失わなければ 後悔はしないと思います

目指すものが大きければ大きいほど それが趣味であっても
本気で向かい合うんです。
好きな趣味であっても時には辛いこともあります
でも目標はその先にあるから歩き続けるんです

友人に「趣味なのに 辛いの?楽しくやればいいのに」と
言われた時 返事が出来ませんでした
でも今なら 私は こう答えます

「辛くても この先に夢があるから頑張るよ」って。


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